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専業主婦が罪悪感なしの一人旅を試みる

イースター休暇を使って、1週間、スイスからドイツに鉄道で行ってきました。

以前は旅が生きがいでしたが、長い間一人旅をしておらず、ノウハウも全部忘れ、カンも鈍っているような気がして、正直ちょっと怖気付いていました。

欧州ではコロナ関連の規制がなくなってからだいぶ経つのに、この数年間めまぐるしく変わった決まりごと、自主規制の雰囲気、健康への不安などが無意識に染み込んでしまっていたかもしれません。

今生きているだけでありがたい、それは本当にその通りなのですが、人間懲りずに欲が出てくるもので。その欲が生きる糧になったり。

さらに、現在、私は働いていません。夫の仕事の都合で引っ越してきた国で仕事がないためです。
専業主婦という状況に肩身が狭いと感じていて、一方、そう思ってしまうことにも自分自身の偏見が入っているかなと考えるようにもなりました。

そんな中で一人旅。もうね、罪悪感を感じないで心から楽しもう! という修行を積ませてもらいました。

せっかく、ようやく念願の一人旅に出られたのに、ああー働いてないのにいいのかなあ、夫に申し訳ない、世間様に申し訳ない、なんてびくつきながら行動するのは、旅の神様への冒涜になるかなと。

たのしい時には、堂々とたのしくていい。
罪悪感の方にはずっと慣れ親しんでいて、罪悪感を持つことであたかも何かを帳消しにしている気になるけど。

次の旅を楽しみに待ちながら、毎日の生活でも、まさかのトラブルがあっても楽しめる状態でいれたらいいな、と改めて思いました。




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