みんなで万テチョライフしよう。
万年筆と手帳をもって日々生活してみませんか。
万年筆と手帳を合わせて万テチョライフ。
趣味文の別冊、システム手帳スタイルvol5で取材された記事を読んでからYoutubeなどを見せてもらっているNONAさんがテチョ活という分かりやすいタイトルで情報発信をしているところを見て、
自分なら何かなと考えていたのが、万年筆+手帳の生活スタイルということで、インスタ投稿するときに毎回、万テチョライフと入れて手帳の情報もアップしていたりします。
https://www.instagram.com/rukawa.nagamasa/
なぜ万年筆
万年筆を使っているとメンテナンスとか大変そうって言われることが多いのですが、たしかに大変なこともありますが、そこを楽しめるほどの魅力があるのが万年筆だと思っています。
万年筆の魅力は大きく3つ
1.使い続けることで自分好みに仕上がっていく相棒になってくれる
2. 書くことの魅力
3. 考えることに集中できる軽さ
まず一つ目の使い続けることで自分好みに仕上がっていく相棒になってくれるということ。
これは、節目の誕生日に合わせて購入を決めたフルハルターというお店(自分の書き方を見たうえで自分だけのペン先に調整をしたうえで万年筆を販売してくれます。万年筆好きはみんな知っているはずの名店。)で購入の際に言われたことなのですが、
「万年筆というのは買って終わりというのではなく、使い続けることによってペンが自分に馴染んでいく筆記具なんです。
ペンポイント(ペン先)が書き方にフィットしていくこともあるのですが、インクのフローも使い始めよりも何回もインクを吸入させて使いこんでいくことでよくなります。
使ってみて3か月くらいはちょっと気になる部分がでてくるかもしれませんが、使い続けてみてください。徐々になじんでくることが分かると思います。(それでもダメな時は調整してもらった方がいいです)
この一本でちゃんと使い続ければ一生使い続けられる実はすごくエコな商品なんです」というような内容が忘れられず改めて万年筆を使い続けたいと思わせてくれるすてきな時間になっていたことを覚えています。
その時に聞いたメンテナンス方法も、一番のメンテナンスは毎日使うこと。少しの時間でもいいのでペンを使い続けて、インクを定期的に吸入することがペンのメンテナンスには一番ということでした。
毎日使うというところで、手帳とび相性もいいなぁと思っています。
2.書くことの魅力
また、万年筆で書くという行為自体でも今までの筆記具とは違う体験ができます。自分は、筆で書く行為に似ていると感じています。
似ていると考える理由はインクを選び、線の太さを選び、線の強弱を書きながら付けられるところです。
最近のブームで多種多様の色、モチーフの万年筆のインクが発売されていて、自分に合った色を探すというのも人気になっています。同じインクでも吸入仕立ての水分が多い時と、すこしタンク内で時間がたった後の濃いめの文字にも少し違いが現れてきます。
ペンの太さももちろん多様にあるのですが、万年筆のペン先は中心に切り込みが入っているため力を入れるとペン先が広がりより多くのインクが供給されるため太い線を描くことができたりします。
このあたりも習字の線の強弱をつけるところに似ています。またペンの動かすスピードでインクの濃淡が文字に出たりもします。
書道のように書くこと自体が目的にさえなりうる万年筆での筆記をぜひ試してみてもらいたいと思います。
3. 考えることに集中できる軽さ
じつは2と若干矛盾することでもあるのですが、万年筆自体は神にペン先をつけるだけでインクが紙に流れるため、筆記に力をあまりかけることなく書き続けることができます。
作家の中にも万年筆でないと長時間書き続けられないという人がいるほどです。
この軽さを生かすと、自分の考えを深めるときには、考えることに集中できるというメリットが万年筆にはあります。
思ったことをサラサラーと力を入れずに少し大きめのノートなどに書き出すことで、思考をタイムラグを少なく吐き出すことができるので、アイデアだしの時などに使うと非常に効果的な印象を受けています。
なぜ手帳
では、同じように手帳の魅力についてもご説明します。
スマホが世の中のもので置き換わったものって大きく4つあると思うのですが、なんだと思いますか?
私の考えですが、4つあって、
ゲーム機
音楽プレイヤー
コンパクトデジタルカメラ
そして、スケジュール管理の手帳です
ここで会えて、スケジュール管理の手帳と書いたのですが、スケジュール管理であれば、他の人とシェアしたりもできるデジタルの方が便利だと言えると思います
では、手帳の残っている部分とはどこか、
大きく分けると
いつでもどこでも、
人に見せない完全プライベート目標管理や夢に向かえる土台 といったところでしょうか
いつでもどこでも
手帳は机に置きっぱなしもいいですが、いつも持ち歩くことをお勧めします。さいずもいろいろありますのでぜひ自分に合ったサイズを探してみてほしいと思います。
いつでも持ち歩くことで湧いてくる愛情もあります
手帳とおしゃれなカフェで一緒に写真を取ってみたり。
持ち歩くことの魅力はそれ以外にも、いつでも確認できること、いつでも書き込めることです。もちろんこれはスマホでもできます。でもよく使うところは目印をつけておくと一発でそのページを開くこともできます。
自分は勉強の内容のサマリーを手帳に書き残しておいて、本のように眺めることもしています。インプットとアウトプットを同時にできる手帳を持ち歩いてみませんか。
人に見せない完全プライベート
デジタルって基本的には完全オフラインにすることが難しいと思うんです。特にスマホなんかは。だから、完全プライベート誰にも見られたくないことを書くのに手帳はうってつけです。
愚痴や泣き言を書いてもいいですし。
自分を応援するメッセージを書いてもいい。
ちょっと欲張りな自分や嫌な奴になってもいい。
どんな気持ちやメッセージも受け止めてくれるし、書くことで新しいことに気づくこともできます。
考えて、吟味して書かずに思ったことを紙に吐き出すこと(ジャーナリングというらしいです)はマインドフルネスにも良いらしいです。
目標管理や夢に向かえる土台
常に持ち歩き完全プライベートにもできるので、大きな目標や夢をここに書き記して、それを目印に毎日頑張り続けることができます。
夢に日付を という本もありました。
手帳に自分の将来年表を作ってそこに向かっていく そんな使い方もあります。
まとめると、ネガティブな自分をフラットにしてくれる使い方も
よりポジティブな自分にしてくれる使い方も、できる手帳を一冊、自分のために持ち歩い見てみてはいかがでしょうかもちろんデコやイラストなどみんなに見せる
万年筆と手帳を合わせるメリット
では万年筆と手帳を一緒に持つことでどんなメリットがあるのでしょうか?私が思うに、心のいろいろ溜まったものを吐き出すのに一番最適な組み合わせではないでしょうか?
誰にも見せなくていい自分だけの手帳に、今思っているアイデアややりたいこと、つらいことの弱音を吐いたり、愚痴を言ったり。
いいことも悪いこともすべてを書き出せるすごい相棒。すけさんとかくさん。もちろん手帳がノートでも、ペンがボールペンでもいいんですけど。
自分のオススメは手帳と万年筆です。
手帳はご存じの通り日付が入っています。その日のページがあるからこそそこに何を書こうと考えるきっかけになるのです。
万年筆も同じです。書くこと自体の気持ちよさがあるから、毎日続けられる。手帳の前で、仕事とは違う気持ちいい緊張感を持ちながら思うがままにペンを走らせる万年筆の気持ちよさは、個人的にはボールペンとは全然違う感触です。
この二つを組み合わせることで、自分を正直に表現できると実感しています。
自分は昔、仕事がしんどい時に、しんどい内容をほぼ日手帳に万年筆で書き続けていました。泣き言も書いたり、何に困っているかも書いたりしました。そうすると、結構気分が晴れたり、すごく大変なことが待っている気がしたのですが、実はそうでもないことに気づいたりして、乗り越えることができました。
もっと昔、アメリカへ(短期の)留学するときは手帳にやりたいことをいっぱい書き溜めて持っていき、日々の生活を書き綴っていました。ロサンゼルスの暖かい気候の中、外にでているカフェのテーブルで今日は何をしようかとワクワクしながら書いたこともあります。
この手帳と万年筆を持ち歩くことで、自分は自分をうまくマネジメントできていると思います。
万テチョライフのこれから。こうなるといいなぁ。
最近では、小学生の娘も一緒に手帳を使っています。百人一首のカルタ会に参加を始めた娘。強くなるための習慣化として一緒にハビットトラッカーを作って毎日頑張っています。
負けないように自分もnoteの更新やInstagramの更新をがんばっています。
二人で決めた一つのルールは「2日以上あけないこと」。
やっぱり一人で続けるのは結構大変です。一人でもよいので、いっしょに頑張っていける人がいるとさらに頑張れると実感しています。
ちなみに娘は一か月ほどでキッズクラスを卒業し正式にカルタ会に参加できることになりました。毎日頑張っていたことが評価されたようで、先生からも頑張っていることが分かりますとほめてもらったと。
もちろん手帳だけでも十分伴走してくれるパートナーになってくれるのですが、仲間がいるとさらにうまくいきそうです。
とはいえ、手帳のところにも書きましたが、
目標を達成しようと意識高い系の人と
自分の気持ちをフラットに、心穏やかにしたいという人もいると思います。
もちろん時によって自分もどちらの状態にもなったりします。
なので、ゆるーくでもよいのつながっていける仲間になってくれる人が見つかるといいなぁと思っています。
こんなサークルもやっています。
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