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野菜は干すと美味しくなる その②大根編

本当は、きゅうりを干す前に大根を干していたのですが、大根を干すのは、あまりにも普通すぎるかなぁと思いまして、干すシリーズのトップバッターをきゅうり🥒にしたという、経緯があったのでした…

ヘッダーの大根は、切り立てをザルに並べたところを激写したものです

それと、私が使っているザルは、ずいぶん前に北海道のどこかの道の駅で売っていた、手作りのザルなのですが、直径が35cmある大きなザルで、野菜を干すときに何となく気分の盛り上がる、キッチンアイテムだったりします

でも、干す際の網は、風通しが良いものなら何でも良いですよー


それでは、みずみずしい大根が3日経つとどうなるでしょうか…

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こんな感じで、やはりカビずに干されていますね

今だと、翌日にはこんな感じに仕上がる湿度かもしれない。湿度計は撮り忘れましたが、記憶では、40%後半でした

ザルの右側の大根は、すでにスーパーの袋に入ったお馴染みの、切り干し大根とそっくりになっています

家庭で作ると、まだ少し水分の残った大根の食感や甘さも味わえるので、あえてカラカラに干さないで「この状態で今回は定番のおばんざいをこしらえるわよー」(きょうの料理ビギナーズ、伝説のばぁば高木ハツ江の声で脳内再生してねー)


今回は、お出汁を自分で作るけれど、市販の出汁を使っていいですからね。でも、せっかく北海道に住んでいるので、鰹節ではなく、鮭節でお出汁を作ってみようと思います

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北海道産天然鮭ぶし❣️

ご存知ない方もいるかもしれませんが、このまま、わしゃわしゃ食べてもすごく美味しいしw上品でコクのある味わいの出汁がとれます

美瑛のお蕎麦やで、鮭節で出汁をとっているお店があったのですが、ものすごく美味しかったなぁ…(遠い目)

ちょっとお高いですが、この繊細な味わいを、機会がありましたら、是非一度皆さまにも味わって感動していただきたいです


さぁ、お出汁を作りましょう

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作り方は、鰹節と同じですよー。レンズが蒸気と鮭の熱気で曇っております


次に、調味料

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今回は、三温糖を使いましたが好みのもので良いです。あとは、醤油、味醂でシンプルあっさり作ります。今回も薄味仕上げなので、作る時は、自分のお好みの味付けで作ってくださいね



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そーだ、この時、揚げの他にコンニャク、薄味だから更に昆布も入れていたんだ❗️でも、実際作る時は好みでいいですからねー正直、大根だけでも良いのですから。十分美味しいと思います。干すと、甘み旨みが凝縮されるのです


出汁に先程の干し大根を投入し、調味料を入れ落とし蓋をして、約20分ほどコトコト煮たら

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出来上がり!うーん地味だぁ!

ハツ江ばぁばの孫が、顔を横にプィっとしそうだ😅

そうだ、もうちょっとアップの画像もあるだよ


ガサガサ…、あ、コレだコレ

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アップにしても、やっぱり衝撃的に地味だねぇー❗️❗️

このとき、自分でも何とかしようと思って、白ゴマを仕上げに使ったぽいのがちょっと笑える…

自分で自分を笑えるぐらいが、ちょうど良いんだよー

しかしながら、自分で干し大根から作ったこのお地味な一皿は、地味なルックスとは裏腹に、滋味あふれて美味しかったです♪

みなさんも、干し大根、作ってみませんか?

え?面倒くさい?そう言わずにっ

野菜は干すと、ビタミンも増えて旨み甘みも増して良いことづくしなのですから…😊

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