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ストーリー駆動とセリフ駆動 【#物書きのひとりごと】
どもです、御子柴です。
購入報告も無ければ短篇を書くほどの余裕も無いので、今日はつらつらとひとりごとを垂れ流していきます。
物語を書くときの手順……というか、手癖
長篇を書くとか、短篇を書くとか、もっと短い掌篇を書くとか。
あるいは、定型詩のようなものを書くとか。
まぁ、そのへんの種別的なものはいろいろあると思いますが。
私の例を申し上げますと。
まずは。
何かが降りてきてくるのを待ちます。
は?
いやいや、マジで。
少なくとも「これだ!」と思えそうなモノ、いやそこまでじゃなくてもいい、「あ、これとかアリじゃね?」と思えそうなモノが降ってくるまでは、ワープロソフトも起動しません。
何なら、パソコンも立ち上げません。
その代わり、目の前にはノートとペンを広げます。
つまり、以前も書きましたこの記事の内容につながるわけです。
そんなわけなので、プロット段階ではまだアナログで作業します。
で、今回は何というか、その詳細について、って感じですかね。
降りてきたモノの種類と言いますか。
そういう話です。
あくまでも、御子柴の創作方法の一例なので、まぁ他の人には合わないかもしれないですが……。
っていうか、むしろ、みなさんの物語の作り方を訊きたいのだよ。
降りてきたモノが「物語」の場合
ある程度、ストーリー展開のようなモノが降りてきてくれたとき。
この場合は、「ストーリー駆動」と勝手に名付けた戦法で話を組み立てていきます。
モノにはよりますが、こういうときは中篇以上の長さになることが多いですね。あるいは短篇連作とか。複数話で起承転結、って感じです。
ネット公開をするときは、だいたい2000文字から3000文字を1話分とすることが多いので、だいたい3話とか5話とか。なので、8000文字とか行く感じですね。
ストーリーとして降りてきてくれたので、ある程度のラインが出来るまでは時系列のようなメモの並べ方をしてそのストーリーを練っていきます。
歴史年表みたいな感じでしょうかね、日本史とか世界史の教科書なんかについてくるようなあの雰囲気です。
サンプルとしてはこんな雰囲気。
※今書いてる最中のモノのメモなので、中身はちょっと暈かしておきますw
ある程度ストーリーの流れが出来てきたら、登場人物たちをその流れに投じて脳内で動かしていきます。
好き勝手動いてくれれば儲けもの。そのキャラがセリフを吐き出してくれればさらにラッキー。それにしたがってプロットを埋めていきましょう。
その際は、登場人物たちのキャラ設定を固めておいた方が良いと思います。そうじゃないとキャラがブレブレのままストーリーを動かさないといけなくなるので、後々不整合が起きる恐れがあります。
はい、ストーリー駆動のお話づくりができました。
ちなみに、この戦法で書いたのは、
https://kakuyomu.jp/works/1177354054889419040
https://kakuyomu.jp/works/1177354054890844343
この辺ですね。
降りてきたモノが「セリフ」の場合
セリフだったり、あるいはキーとなりそうなフレーズだったりと、厳密に「誰かの口から発せられた言葉」というわけじゃないのですが。
その辺りもひとまとめにしますね。
こういうときに採用するのを、『セリフ駆動』とでもしましょうか。
稀に長篇になることもありますが、基本的には短篇でこのパターンが当てはまりますかね。
導入の一文だったり、きっかけになるセリフだったり、山場に出てくるフレーズだったり。そういう部分にきっちりとフォーカスを当てるように、ストーリーを組み立てていくような雰囲気です。
こういうときは先ほどのような時系列ではなく、集合図みたいな雰囲気で書きます。
今、手元に適したメモが無かったのでアレですが……。
さっきの時系列よりはよほど乱雑に仕上がる感じです。
これで書いたのは――
https://kakuyomu.jp/works/1177354054888879619
https://kakuyomu.jp/works/1177354054892546935
この辺りでしょうね。
noteにアップしている短篇『瑠璃色リップルズ』はヒロイン役の子のセリフ、「この水たまりにはあなたの願望が映し出されます」駆動。
『切なる想い』も同じくヒロインのセリフ駆動。
ひとつだけ長篇がありますが、これは実は、キャッチコピーに使っているフレーズ駆動で書きました。「君のためにキミを犠牲にするなんて、できるわけがなかった」、ってヤツです。
その他
――と思ったんですが、思いつかなかったです。
ということで、総括
私のなんて参考にする必要はないです。
これを晒した理由はひとつだけ。
皆さんの、物語の組み立て方が知りたいな。
以上です。
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