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【パース滞在に向けて】ビザ申請でのトラブル

自己紹介欄にある通り、10月の半ばから1カ月間ほどパースに滞在し、向こうに残してきたパートナーやその家族と過ごす予定を立てております♪

私はオーストラリアの永住権を持っているわけではないので、入国の際にはビザ(入国許可証)を申請する必要があります。といっても、日本国籍保持者で3カ月以内の訪問目的の場合、犯罪歴や病気など特段の理由が無い限りは、ETAS(Electronic Travel Authority System)と呼ばれる電子渡航認証システムを申請することで事足ります。しかし、今回私はこのETASを申請することができませんでした。まあ、大きなトラブルではないのですが、前に何らかのオーストラリアのビザを持っていた人達にとっては『あるある』な類のお話だと思うので、この出来事を記録として残しておこうと思います。

事の背景

実をいうと、当初の予定では7月初めに渡航するつもりで考えていました。通常、ETASは申請から結果通知まで、最大でも3日ほどで手続きが完了すると言われています。実際、私も数年前にETASを申請したことがあるのですが、その際も、秒の速さで手続きが完了しました。よって、6月の始めに申請しても十分余裕があると踏んでいたのですが…、ここにきて問題が勃発!

ETAS申請の直前に、念のため私の前のビザがきちんとキャンセルされているかどうかをオーストラリア移民局のVEVOサイトで確認したところ、なんとまだキャンセルされていないことが判明。Σ( ̄ロ ̄lll)

このETASですが、申請者が既に有効なオーストラリアのビザを所持している場合、申請ができないというルールがあります。このルール自体は知っていたのですが、まさか前のビザがまだ有効のままだとは…。私は、2024年まで有効な学生ビザでオーストラリアに滞在していました。しかし、父が余命宣告を受けたため、去年の8月に大学を自主退学し帰国しています。もちろん正規に退学手続きをしたので、多少の時間差はあるにせよ、本来なら私の学生ビザは既にキャンセルされていなければなりません。がしかし、どうやらそのまま放置されていたようです。

解決策を探す

こうなると、もはやETAS申請ができません。解決策として瞬時に思いついたのは、『移民局にキャンセル申請をし、キャンセルされた後にETAS申請をする』か『別の訪問ビザを申請して、ビザステイタスを更新する』の2択でした。しかし、いずれにせよ手続きには時間がかかる予感しかしませんでした。

最初は移民局に電話しようかと思いましたが、これもまた永遠に待たされる予感しかせず…。でも、絶対に同じような境遇で問合せている人はいるはずだと思いネットで調べ続けたところ、移民局のサイトで適切な案内を見つけました!移民局からのアドバイスとしては、やはり、『ビジタービザ(サブクラス600)など、他のテンポラリービザの申請をしてください』とのこと。これにより、前のビザステイタスが上書きされます。

ただ、ETAS申請に比べ、ビジタービザ申請での質問量は多く、時にパスポートコピー以外の書類(銀行の残高証明など)の提出を求められる場合もあります。また、料金もAUD145と少し高めです(ETASの場合は、システム使用料としてAUD20のみ)。でもまあ、私は今までに何度もオーストラリアのビザを申請してきているのであまり面倒は感じませんでしたし、滞在期間も3カ月以内での申請だったので、提出書類もパスポートコピーだけで事足りました。

結局7月渡航には間に合わず

とまあ、無事にビジタービザは申請できたわけですが、ここからビザがおりるまでの時間が長かった!6月13日に申請して、ビザがおりたのは7月7日。今まで申請したビザの中で、一番時間がかかりました(^^; 今年になってオーストラリアの国境が開いたことにより、移民局は有り得ないくらい忙しいようで、色々な手続きが遅れ気味だそうです。

ビザがおりたら直ぐにフライトを予約して飛ぶつもりでしたが、7月8日以降のフライト料金が急に高くなったのと、8月には実家に戻っていなければならない理由があったので、結局、7月の渡航は諦めて10月に延期しました。

まだフライトは取っていないので、8月になったら予約しようと思います♪

West Coast Drive から眺めるインド洋

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