年長者が新しい技術を拒む理由

ある程度年長者に新しい技術を取り入れることを提案したり
新しいやり方を導入しようとすると拒まれることってありますよね？
あれはなぜあんなに頑なになって拒否するのか考えてみました。
理由は新しいものはよくわからなくて怖いなどもありますが
私は「自分のプライドを守るため」というものがあると思います。
自分より若い人が新しいやり方を提案してもしそれでうまくいったら
自分はその人より少なくともその面については
能力が低いことを認めなくてはいけません。
日本は特に年が少しでも上の人、
先に入った人の立場が上という慣習がありますから
年長者としては自分の方が能力が低いなんてことは絶対に認めるわけにはいきません。
ましてやそれが世間にそれ渡るなんてもってのほかです。
日本は恥を尊ぶ文化です。
ただ、それで新しいものを拒んでうまくいかなかった場合、どう責任を取るのかまで考えないといけないですね。
こんなことを書いていても私も新しいものを学ぶのは億劫ですし
年下の人がなんかよくわかんない新しいものを持ってきたら
「えぇ〜…」って思ってしまうので
人ごとだとは思わないで気をつけていきたいですね。