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過去の日記転載シリーズ

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2006年ごろから2011年頃までの過去の日記をまとめています
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2020年6月の記事一覧

空は空だけで 2009年4月30日

昨日言ったことはウソになり 今日言うことは戯言で 明日言わんとすることはきっとかなわぬ夢になる 「搾取する側とされる側、気味の悪い勝ち負けが明確にされた場所で、 自分の個性や判断力を埋没させている姿に貧しさは漂うのである。 必要以上になろうとして必要以下に映ってしまう、 そこにある東京の多くの姿が貧しく悲しいのである。」              (「東京タワー」リリー・フランキー) 必要以上になろうとして必要以下に映ってしまう。 それは醜く、悲しく、虚しいように 思ってし

約100年前の人が考えたこと 2006年2月8日

一冊の本を買いました。 倉田百三の「出家とその弟子」。 いつの時代も人間っていうのは同じものにとらわれて、 逃れられないようです。       ☆ ☆ ☆  人 間 「・・・(略)・・・無理に引っ張って崖のそばに行きました。  ・・・ああ危ない。・・・あっ」 顔覆いせる者 「わしをまっすぐに見ないものの陥る過ちじゃ。」  人 間   「私はあなたを認めています。あなたをまっすぐに見ています。  あなたの本体を知りたいと思っています。」 顔覆いせる者 「子猿の知識でな

流れ星 2009年1月4日

流れ星を見た。 たくさん、たくさん。 オリオン座の三つの星の一番上から ひゅんひゅんひゅんひゅん。 空がどこまでも、どこまでも広くって、 夜空には宝石をちりばめたように たくさんの星がきらきら。 そして、流れ星。 とめどなく流れる、流れ星。 あんなにたくさんの流れ星を見たのは、初めてだった。 何もかもが四角いお父さんと 小動物のようにくるくる動くお母さんと 酔っ払って絡んでくるおねいちゃんと 会うたびに泣き出してしまうおばあちゃんと お墓の中から静かに見守るおじいちゃ

一番泣いた日 2008年4月30日

涙はね。一生懸命生きてると、出るよね。 一生懸命生きてても辛いことがあるのってなんなんかな。 そういう人は不幸なんではなくて人生が豊かなんだと思うから。 収穫の多い人生なのですわ。 ----------------------------------------------------------------- <最近読んだ本> 「ポトスライムの船」 津村記久子 「悼む人」 天童荒太 「放課後のウォー・クライ」 上原小夜 「ガール」 奥田英朗 「100回泣くこと」 中村

原点 2009年2月8日

世界の平和とか幸福とか そういうことを本当に願うことはすばらしいけれど それをエゴの道具にしてしまう 金持ちインテリが嫌いだ。 その前に自分の足元をごらんよ。 あなたの身近な人は幸せですか? 森も自然も大好きで 緑豊かな環境が何よりも大事だと信じていたし そこにロマンを見出す科学の世界は輝かしいと思ったけど それを資本主義の道具にしてしまう 似非エコロジストが嫌いだ。 土壌の研究に日夜費やす科学者のロマンを感じてごらんよ。 あなたは豊かな緑がもたらしてくれる贈り物を知ってい

ストロングセブン 2009年1月13日

1月10日までに自分で自分に課してたモノを終えて でも振り返れば振り返るほど 自分の低脳を思い知るような気がしてきた。 ずっと風邪っぽくて のどが痛くて体が重かったけど 今日カップラーメンを食べたら治りました。 ほんとかよ。          ☆ 「たとえばじゃがいもが自分のこと嫌いでも、  自分はじゃがいもが好きなら、それが愛なんだって」 って言ってる友達がいて あーなるほどーって思ってたのに 次の日、宇宙人みたいな別の友だちに会ったら 「アレ、わしが最初に言ったん