CF、無事に達成いたしました!!

こんにちは、少女Aです。

はじめてのCDとミュージックビデオを制作する為のクラウドファンディングが2月末頃、無事に終了致しました。結果は、103%達成。¥515,000集まりました。こんな大金…有り難い限りです。
みなさまにお礼とご報告がしたくて、この文章を打っています。

まずはじめに、ご支援をして下さった方々・応援して下さった方々、本当に有り難うございました。感謝しています。目標達成することが出来て、気持ちの帯がより一層引き締まる思いです。

長い文章になるかとは思いますが、今の気持ちと 改めて自己紹介も含めまして「少女A」として皆様にご挨拶できればと思います。

わたしの名前は「少女A」です。

北海道札幌に佇む繁華街”ススキノ”で夜のお仕事をしながら日々を食いつなぎ、その日暮らしのように宛てもなく過ごしながら今日まで育ちました。
夜職と聞いて、みなさんはどう思うでしょうか? わたしはどの時代でも偏見の残る職業だと思っています。そして夜職の職業内容は決してキレイなものではありません、言い方を悪くすれば…女性ができる職業の中で最も「汚れ仕事」。良く言えば「高給取り」ですかね。いつも後者の「高給取り」の部分がピックアップされるばかりで、実際の現場の悲鳴のような声は 表には出て行かず 届かないばかりだなと思っています。ピーピー喚いてもお客さんはつかないので、オンナ達は しっとり・にこやかに笑っているのです。結構「体育会系」のような心身共にタフなオンナほど生き残る世界なのかなとも思います。一番に言えることは、きっと幸せな女の子は一歩たりとも立ち寄らない世界だと言うことは断言できるでしょう。(きっと別次元の生き物なのです…。)
朝になってお仕事が終って、ごわごわする頭の中で必死に明日へ向かう為の理由を模索しながら 自分の中で「なんとなく」で毎日を続けないように、いま目の前にある現状をどうにか正当化しようと意地になっていた時もありました。きっと今でもそうなのかもしれません。どこか光を探しています。
わたしにはいつだって「ひとり」という感覚が常に付いて回っているように感じています。誰といても 何処にいても 笑えていても「ひとり」という感覚はブレずにぴったりとわたしに付いて回ります。誰も自分を守ってくれないし、救ってはくれないからです。今までの自分の身に起こった経験ではそうだったからです。なのでヒトに期待を寄せることもしなければ、裏切られて絶望するという感覚にもなりません。ただただ少しの”共感”に身をゆだねたりします。
悲劇のヒロインのように振る舞うことは わたしの美意識の中では この上なく「下品」なのですが、そのような漫画やストーリーは どことなく好きだったりします。ヒトは誰しも「可哀想な自分」が人生の中で一度や二度はあったと思うんです。どこか自分と重ねて見てしまう部分があるのか。。
わたしは動物系(特に犬)の感動もの映画で簡単に号泣するオンナですし、そうゆう悲劇のヒロインのような気質が もしかするとあったのかもしれません。
何かを始めるエネルギーというものは、凄まじい労力だと思っています。それに ピチピチに若いわけでもないし、根拠のない自信など もう持ち合わせてはいません。どこか現実味を帯びてしまったので、老いぼれに運動会のような活気溢れる労働は厳しいものがあります。(まだまだ若いんだけどさ…)
根は、あまり目立ったりすることを好かない人間なのかも知れません。穏やかに、静かに暮らしていきたい願望も強いし。
だけど、機会は訪れました。ドキドキもして、これは今までのわたしには訪れなかった最後の青春なのかもしれないと思って。恥ずかしさを取っ払い、飛び込む決意をしました。今ならバンジージャンプにも飛べるはず。
「勇気」という言葉、いままでの人生で使ったことなかったけど、きっとこれは勇気というモノだったのかもしれません。
この機会は、わたしの今まで培った概念を簡単にブチ破ってきました。それが今回で言う「クラウドファンディング」。
自分はひとり・ヒトに期待をしない・期待をしてほしくもない という今までの考えとは真逆のことを強いられました。
制作を通して 作品が出来ていくにつれて、どうか期待してもらいたいな という気持ちにもなったし、どうにか応えていきたいという気持ちにもなりました。一人でも多くのヒトに、この「悲劇のヒロインの爆泣痛感ストーリー(笑)」を味わってほしいな、と、なんとも下品で傲慢なことを本気で思うようになって。
わたしの本音って、案外、ヒトを変わらないじゃんって。それがまた嬉しくもなって。創作が楽しくなって 今回それが実現できることはもっと嬉しくて。嬉しくて堪りませんわ!!!
本当にどうも有り難うございました。感謝いたします。

今回、わたしは生まれ変わる気持ちで歌を歌うことに決めたんです。
誰にも言えずに 宛先もなく どこへも向かうことの出来なかった感情を音楽にしました。音楽を 感情の墓場にすることにしました。
「少女A」の、ひとりのオンナとしてのこれからを見守って頂けると幸いです。

リターンについては、このブログやCF内の活動報告ページなどに追記してゆきます。制作中のCD発売に向けて動いています。

発売までよろしくお願い致します。
本当にどうもありがとう。感謝。

少女A

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