偶像は偶像で居てほしい

どうも皆様ごきげんよう
もしかしてなんだけどさ、みたいな話
嵩音ルイです。

流行ってますね、SNS。
それはもう、十数年単位で。

おかげさまでSNSといった場がひとつのコミュニティとなり、様々な人が集まって情報を発信しているわけです。
僕もそんな感じで日々を過ごしているわけなんですけども。

いいですね。気軽な交流が出来るところってのは得てして楽しいものです。
僕もいろんな人がガンプラのツイートとかしてるの見てほんわかしてるので。

とはいえやっぱりメリットばっかりじゃないなぁと思うことは度々あって。

やっぱりね、知りたくないことも知ってしまうわけで。

ネガティブな話ではなくて、気軽な情報発信ができる故に軽くなりすぎるものってあると思うんですね。

具体的に言うと、有名人が自ずからやるタイプの発信。
簡単にその人のことが知れてしまう反面、その人の素というか人格というかが簡単に見れてしまうんですよね。

めーっちゃ諸刃の剣。

つい最近も、とある俳優の何気ない発言がめちゃくちゃ炎上したりもしてましたし。
その人のことは僕あんまり知らなかったんですが、顔が良くていい演技をする人だというのは存じ上げてたので「へーそういうタイプの人なのね……」とひっそり驚嘆してました。
まあ演技と人柄は関係ないと思ってるので、ぶっちゃけすんげえ他人事。

あと、僕が好きな某ガンダムの原案をデザインした人もSNSをやってるんですが、なんとも逐一発言が香ばしくてすんげえ辟易しちゃいまして。
憧れにも近い感情を抱いていたものに携わってる人が、こんな利己的で意固地な感じなんだ……ってことを知ってしまうと憧れていた感情すら正しかったのかな?って気すらしてしまう。

手軽に見れてしまう魅せられてしまう故の弊害がこれなんだろうな〜と。

偶像崇拝とまで言う気はないんですが、憧れているものってやっぱり憧れ続けていたいものなんですよ。

憧れは理解と最も遠い感情だよ、ってのが何の漫画のセリフかは忘れましたが。
要は憧れ続けていたいのであれば理解をしない方がいいのではないか?っていう理論もあるとはちょっと思ってるんですよ。

勿論みんなそうじゃないですよ。理解すればするほどむしろ好きになったし敬愛出来るようになったものもたくさんあります。

一方で、本当に一芸に秀でていてそれ以外がメタクソにとんでもない人っているんですよやっぱり。

人生にスキルポイントがあったとして、著名人はそれをどう振り分けているか。
スキルポイントが沢山もらえたので色んなところに振れた結果軒並み高くなるタイプの人と、スキルポイントを秀でた一芸に全振りした結果他の項目がかなり疎かになるタイプと、二つあると思ってるんですね。
ヤベェのは後者ですね。有名な例だとアインシュタインとか完全にソレらしいんですけどもを

そういう人がSNSとかをやってると、どーしても浮いてくる。否が応でも。
その人の才能は代え難く素晴らしいものだけど、やっぱりSNS向いてねえよみたいな人もいるなぁと色々見てて思うわけです。

だって宮崎駿監督とか富野由悠季監督とかがSNSやってたら何百回燃えるんだよって気が気じゃないもんね(失礼)。

みんなに愛されるSNSユーザーでありたいと思う、そんな僕なのでした。

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