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ラダードリル3種の解説

まずは、下記の動画をご覧ください。

上記動画の3つのドリルについて詳しく解説していきます。

*1つ目:ローリングステップ
●動きの説明
上半身は上体を真っ直ぐ正面へ向き左右に両手を広げるか腕をしっかり振るか、どちらかやりやすい方良いです。はじめは両手を広げ、慣れてきたら腕振りにするのも良いと思います。
下半身は骨盤を左右に180度回転させながら前進していきます。
全体の流れは上半身を常に正面へ向けたまま、下半身は左右へ回転させ向きを変えながら前へ進んでいきます。

●目的・効果
これは骨盤の可動域を広げ、使い方・動かし方を掴むためのものです。
骨盤を動かすことによって、足の付け根からではなく骨盤から動かせるようになりストライド(歩幅)が大きくなります。
体を大きく使うことによって体の軸にブレが生じてきます。そのブレを抑え、軸を作る為に腕を振るか両手を広げることには重要な役割があります。
●ポイント
下半身の動きに意識を向け過ぎてしまうと上半身の軸がブレるので上体が良くなくなってしまいます。まずは腕を振ることに意識を向けえほしいと思います。

*2つ目:サイドクロスステップ
●動きの説明
上半身は正面に向けた状態で横へ進んでいきます。両手は広げた方がバランスが取れて軸も保ちやすいので良いと思います。

●目的・効果
これも骨盤の動かし方を掴むためのドリルです。
骨盤を使うことによって、横に進む足を素早く動かせるようになりピッチ(足の運び)を上げることにつながります。
●ポイント
骨盤を使うと動きに余裕が出て苦しくなくスムーズに進んでいけるようになります。
*3つ目:片足の腿上げ
●動きの説明
ラダーから片足を出して片足の腿上げをするドリルです。
はじめはテンポを掴むためにゆっくり、慣れてきたらリズムを上げていきましょう。膝が胸の高さまで上がってくると良いです。
上体がくの字になったり反ったりしないように腕も使いながら行っていきます。

●目的・効果
片足ずつのドリルなので、足のつき方、引き上げや軌道、腕振りに意識を向けながら行うことができます。
●ポイント
体の下に足をつき、ついた足にしっかり重心を乗せていくこと、足を引き上げることに注意しながら丁寧に行っていくと良いです。

最後に3つに共通するポイントは目線です。
なるべく、まっすぐ前を見られるともっと良いです。
目印なども決めて行うのも良いです。
ぜひ、参考にしていただけたら嬉しいです。

以上、今回は3つのドリルについて解説させていただきまいた。
また次回新たに動画、動画の解説をnoteに投稿していこうと思いますのでぜひご覧ください。

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