タクティカル・アーバニズム(戦術的都市主義)

○タクティカル・アーバニズムとは

タクティカル・アーバニズム(Tactical Urbanism)は、「戦術的アーバニズム」や「戦術的都市主義」と訳す。戦術的に小さな行動から大きな都市変化へ促す概念とアプローチである。本のサブタイトルの「-Short-term Action for Long-term Change-」は、「長期的変化のための短期的アクション」と訳し、この言葉がタクティカル・アーバニズムを説明するのに一番わかりやすいであろう。つまり、小さくかつ短い実験やアクションから始め、中長期的な変化やハード整備などの大きな変化や資本につなげるということである。

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泉山塁威が「(仮)タクティカル・アーバニズム論」の書籍化を目指して、執筆原稿をまとめていきます。 本の値段とは異なり、また原稿も編集の中で…

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