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初めてのロックライブ

これまで音楽といえば吹奏楽、オーケストラ、
CMなどでよく聞くJPOP…な私が
先日人生初のロックライブに行ってきた。

大阪の小さいスタジオ&カフェにて。

仕事関係のベーシストの方と一緒に帰っていた時、
「明日ライブで…」と聞き、私は仕事が半休の日だったので
「行こっかな」というノリ。


私はそもそもライブ慣れしてないので、
行くとは言ったものの当日はめちゃくちゃ不安に。

会場はGoogleマップで見ているものの
客席がどのぐらいの規模か分からず。

会場のHP見たらライブ用のメニューがあり、
ソフトドリンク、お酒、フードが載っていてさらに不安に。
以下私が不安だったこと。


これ皆何か食べながら過ごしたりすんのかな…
ワンドリンク制やから飲み物は頼むけど…
(19:00スタート)結局ギリギリまで仕事してお腹すいたけど
1人で何か食べながら聴く勇気がない…
というか舞台から客席が認知できる位の広さやから
何か食べてる姿を見られたくない…
でも周りが何か食べながら聴くのが当たり前な空間なら
私だけドリンクのみで2時間過ごすのも浮きそうやし…


いや自意識の塊か???
でもこういう慣れない場所での振る舞いって
周りからの視線が気になって仕方ないんですよね。
自分は周りのこと気にしないというか、
多少慣れてなさそうな人がいても何とも感じひんのに。

結局着いてみたら結構狭いお店で、
既にいるお客さんたちも皆飲み物だけで過ごしてたので
私も飲み物だけで落ち着いた。

知り合いのベーシストの方以外のメンバーが
知り合いよりちょっと年齢が上なこともあり、
お客さんはほとんど50代オーバーな雰囲気。

絶対この空間の中で私が最年少だという自信があった。
(というか私と知り合いも一回りくらい歳が離れている)

開演前は皆がお酒飲みながらすごいワイワイしてた。
そして演者の方たちが後ろから客席の間を通り舞台へ。
その時に知り合いが「ありがとう」と声をかけてくれた時の安心感。
「知ってる人いた〜」みたいな。


そしてスタート。

1曲目最初のドラムの音量で死ぬと思ったけど生還しました。

私は基本的に全ての感覚が弱いので、
大きすぎる音、眩しい光、揺れすぎる乗り物、
濃すぎる味付けなどなんでも苦手ですが
なんとか大丈夫でした。


曲名が英語すぎて何一つ思い出せないんですが、
割と有名曲も色々やってくれたので
ロック知らない人間でも聞いた事ある曲もあって良かった。
覚えてるバンド名はQueenとか聖飢魔IIとかLOVE PSYCHEDELICOとか。

LOVE PSYCHEDELICOって「This Moment」だけ
母が聴いてたので名前は知ってた。
この日の曲はそれじゃなかったけど。


音楽の感想は難しい。語彙力がないもんで。
ロックって「早〜」「激しい〜」止まりですねまだ。

かなり密集してる座席だったので、
私の席からはギターの人の顔、ボーカルの人の顔(たまに全身)、ドラムの人全く見えず、ベースの知り合いだけ全身ちゃんと見えたって感じでした。良かった。

めちゃくちゃ正直に言うと、私は聴いたことのない曲を聴くことへの心理的ハードルがめちゃくちゃ高いので
知らない曲を1から聴くのは割と苦痛。

TikTokとかCMとかで強制的に何度も流れているのを聴いているとだんだん馴染んできて好きになって…というパターンがほとんど。

でもそのハードルを唯一乗り越えられるのが
「知ってる人が演奏している」こと。

吹奏楽やオーケストラも全く知らん曲ばっかりの公演って全然興味ないんですけど、その団体の中に知ってる演者がいるとその人が演奏している姿を見るのが好きで聴きに行ける、みたいな。

話逸れるけど、好きな舞台俳優さんがいて
その人の出演する舞台も話に全く興味なくても
その人が見たいという気持ちで何度か見に行ったりしましたね。

私は人そのものへの執着が強いのかもしれない。


話戻って、そのため今回もベーシストの方を見たい気持ちファーストで行ってきたわけです。

でもなんか?いざ始まってみたら?
なんか演奏してる顔とか見るの恥ずかしくて?
楽器らへんだけ凝視してた時間がほとんどみたいな???


なんやこいつ(自分)。
こういう距離の近いライブ慣れしてないんで
なんか目が合ったらどうしようみたいな謎の心配がありましたね。合ったらええがな。

むしろギターの人は顔しか見えんかったから顔ばっか見てて
何回か目が合ったような気がしてたやん。

1曲ベースソロが結構長いのがあって
めちゃくちゃ早弾き?的な感じでただただすげー…と
ポカンとしてしまった。

あとは聖飢魔IIとかもベースずっと忙しそうで
なぜ指がもげないのか不思議で仕方なかった。

普段この人とは雑談ばっかりしていて(主にゼルダ)
演奏してる姿はそんなに見てないので
本気演奏を見れて良かった。格好良かったです。


そんなこんなで無事終演。
目の前の50代くらいの男女グループ、
仲良さそうだったのでてっきり友人同士かと思ったら
「LINE交換しません?」とか言ってその場で連絡先交換。

なんとライブ開演前に喋ったりライブで一緒に盛り上がったりしてその場で友達になったんですね。

交流力(?)すげー…となりました。


そんな中私は1人で帰り支度をして店を出て、
外に知り合いがいたので感想などを話して帰りました。

ソロが格好良かった旨を伝えたら
「カッコつけたからね」とのこと。
練習の時はめっちゃ短くしか弾いてなかったのに
今日はめっちゃ長くしてくれてたらしい。

確かにボーカルの人が「今日〇〇君のソロ長くてカッコよかったよねぇ!」って言ってたもんな。

これも私のバンドへの謎のひとつ、
ソロの尺が決まってなくて長くなったりしても
また元に戻れるってやつ。

楽譜通りの決められた尺を演奏する経験しかない私には謎でしかないシステム。
なんでそれで戻ってこれんねん。

爆音に弱い話もしてたので音量が大丈夫やったかの心配もしてもらい、無事だったことも伝えました。


そして結構寒い中大阪から帰宅。
大阪⇔京都を繋ぐ京阪って混んでるよね…
いつも空いてる電車通勤しかしない私には辛い帰り道でした。
でも無事帰れました。


そして来月もこの方の違うバンドのライブに行くつもりなので楽しみなのである。
今度はポップス系ですね。
既にYouTubeやインスタなどで曲も何曲か聞いてるし、
なにより日本語なので歌詞が聞き取れる。

どれか知ってる曲が演奏されれば良いな〜
というか詳細何も聞いてないな〜と思いながら今から楽しみなのでした。

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