高幡不動で悪霊退散。
東京で仕事のある日、気が付いたら腕にけっこうな大きさの痣がありました。
痛くないし、そもそもどこでできた痣だかわかんないんですよ。
と周りの人に言ったら
夜、何度も起きる?
起きるねー。
朝、よく寝てるのに疲れ取れてない気することある?
あるあるー。
霊障やな。
は?
女の人の生霊のが一番怖いんやで。
・・・ということで、これを機に行ったことのないとこへ。
私、高幡不動(東京都日野市)に行ってみたいと思ってたとこなんです。
あまり使うことのない駅や、乗ることのない路線を使いましたが、こちらは最寄駅を降りたら大きく高幡不動の看板が出ているので迷いません。
土方歳三の菩提寺としても有名なところ。土方家はここの檀頭格の旧家ってことらしいです。
そういうわけで、土方女子とか、新撰組好きなひとにとっては聖地のひとつ。たぶん。参道にも「誠」の旗とか新撰組への賛辞が溢れていました。
着いたころから境内では どこどこ太鼓の音と、引き寄せるような読経。
ちょうど護摩修行の時間。
不動堂で 不動明王とその脇侍、矜羯羅(こんがら)童子、制多迦(せいたか)童子を拝ませていただくことができました。
太鼓と読経と炎。
これぞ密教。というものを目の当たりにできました。
不動明王と土方をもってすれば、生霊でも死霊でもかかってこれんはず。
そもそも恨みつらみなら、私自身がそういう類の感情を大変強い耐久力で維持できるほうなので、そんじゃそこらのナマナカな恨みごとならかかってくるなと言いたい。
護摩とは、梵語でhoma
焚く、焼く の意味。
如来や菩薩の慈悲に満ちた仏像しか知らない時代に、この火炎光背に忿怒相を初めて見たひとはかなりの衝撃だったでしょうね~。
「高幡不動」 は通称。
正式名称は金剛寺。
しかも本尊はお不動さんではなくて大日如来。
正式な沿革は不明なところも多そう。
行基が開基とも伝えられているようですが、不動明王と行基ってちょっと結びつかんな~。
裏山があって、ちょっとしたハイキングコースになっていました。
山の向こう側へ行けるコースのようでしたが、ここらは土地勘ないし、なんか夕方からは急に雨降るかもだし、城址跡まで行って戻りました。
どうも知らんうちにできる痣って、栄養素的にはビタミンKの不足らしいですが、私、けっこう鶏肉鶏皮食べてるけど。この日も昼に食べてたけど。
ということは やっぱり女の生霊か~。
心当たり?何十年も人間やってると誰もが誰かの恨みのいくつかは買うと思います。たぶん。今回の恨みの主は具体的心当たりはありませんが。
一週間もたたずして治りました。
当面、謎痣できませんように~🦌
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