韓国の住居と引越ししたい病

最近の私の趣味は、不動産情報を見ること!
「あ〜引越ししたい!」が口癖となっている。

韓国で受けた「社会統合プログラム」(外国人が韓国社会に適応するための教育プログラム)によると、韓国の住居は「単独住宅」と「共同住宅」に分けられ、「単独住宅」(いわゆる一戸建て)の中に、一般住宅、多家口住宅(다가구 주택)が含まれる。「共同住宅」の中には、多世帯住宅(다세대 주택)、連立住宅(연립 주택)、アパートが含まれる。

多家口住宅(다가구 주택)っていうのは、普通3階以下の建物で一人の大家さんが所有している建物であり、多世帯住宅(다세대 주택)は部屋ごとに持ち主が違う形、連立住宅(연립 주택)は普通4階建以下の建物で、半地下にも部屋があり、多世帯住宅(다세대 주택)よりは面積が広いらしい。

ソウルの場合、不動産の契約が普通2年ごとなので、実は私はほぼ2年ごとに引越しをしているため不動産屋さんにも結構通っているのだが、こんな区分けがあるなんて知らなかった・・・

もちろん、人気なのはアパート、日本でいうマンションだが、さすがにソウル。
なかなか高い。
私が引越ししたい、と眺めている不動産情報もアパートの情報なのだが、まあ高いこと高いこと。(保証金を数億ウォン払った上で、家賃が数百万ウォンとか)

ちなみに、引っ越したい理由はいくつかあるのだけど、まずは浴槽が欲しいっていうこと。
韓国の住宅は普通はシャワー設備のみで、浴槽まである家はアパートくらいしかない。
あとは、ベランダが欲しいってこと。
韓国ではベランダがあるのはほぼアパートのみで、ほとんどの家ではベランダがなく、それよりも部屋の面積を増やそうとしていることが多い。
アパートにあるベランダって言っても、日本とは違って、ガラスで覆われているので、完全に外を感じるってものではないのだが。
でもベランダがあれば洗濯物を干す空間ができるし、何より室内干しの臭いに悩まされなくてもいいのがいい。

今の家を探す時にも、すっごいいっぱい見て、大満足して決めた家なのだけど、人間は贅沢なものだと思う。
少し満たされたら、よりいいものを求めてしまうのだから。

そんな私は引越しを夢見て、今週もロトを買わなきゃ、と決意するのであった。

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