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【ゴールデンカムイ】新潟展から佐渡島月島軍曹聖地巡礼(2日目)

こんにちは、るいです。
2024年5月25日(土)からのゴールデンカムイ新潟展@新潟新津美術館に行き、佐渡ヶ島へ聖地巡礼した3日間(+α)の一人旅の備忘録として書き連ねていくうちの【2日目:南佐渡方面】ページです。役に立ちそうな情報は別途書き分けるようにしています。
全体的に私が調べた/感じたベースの情報なので誤ったこともあるかもしれませんことご了承ください。


はじめに

今回の旅程は以下の通りです。このページ(2日目)は南佐渡の聖地巡礼がメインです。しかしながら前半は聖地巡礼と関係ないので、【聖地巡礼】以外は読み飛ばしていいと思います。また、3日目の北佐渡の聖地巡礼ページは作成されるまでお待ちください。

0日目:新潟駅到着
1日目:ゴールデンカムイ展観覧後、佐渡島へ移動
2日目:南佐渡の聖地巡礼
3日目:北佐渡の聖地巡礼後、帰宅


2日目は宿根木の聖地巡礼をしました

前乗りから1日目のページはこちら

朝食:八幡館の朝食バイキング(7:00-7:30)

朝食は八幡館の最上階「スカイラウンジ 松雲」のバイキングです。
団体観光客がいるからか、7時でも混雑気味でした。
おばんざいが豊富で、佐渡や新潟の料理も多く提供されていてとても楽しめました。
盛り付けに自信がないので写真は一部佐渡・新潟料理です。

佐渡イカの刺身、笹団子、いごねり酢味噌、ながもの味噌汁


南佐渡観光案内所へ(8:30-9:30)

朝食後はチェックアウトして、南佐渡観光案内所へ向かいます。
八幡館の最寄りバス停「八幡温泉前」から「小木」までバス(小木線)で約1時間と少し歩いたら着きました。
南佐渡観光案内所でエコだっチャリというレンタサイクルと荷物預かりをお願いします。
南佐渡観光案内所は事前予約ができるので、念のため予約しておきました。
借りたのは「南佐渡周遊タイプ」(基本料金2時間1,000円、延長料金1時間300円)という新しいシティタイプです。
最初に基本情報を記入して、基本料金を支払います。
エコだっチャリを利用すると、1個につき800円の荷物預かりが無料になります。

■エコだっチャリ@南佐渡観光案内所
・電動アシスト自転車の貸し出し
・自転車のタイプが複数ある(シティタイプ、スポーツタイプなど)
・事前予約可能
・利用すると手荷物預かりが無料になる
その他詳細は公式サイトを確認してください。ただ、南佐渡周遊タイプは新しいからかまだ掲載されていないようです。
観光案内所や自転車のタイプによって条件が異なる場合があるので、公式サイトや電話で確認した方が確実です。

たらい舟力屋観光汽船(9:30-10:00)

南佐渡観光案内所のすぐ近くにあるたらい舟力屋観光汽船さんでたらい舟に乗ります。
大人1人700円でした。

たらい舟のりばの桟橋前

おけさ笠をかぶった船頭さんが器用に漕いでくださいます。
しばらく行ったところで、漕いでみますか?とお声がけいただき、たらい舟を漕ぐ体験をさせていただきました。
櫓を逆手にもって平行に左右に動かすようですが、すぐに櫓が沈んでしまい体勢を立て直してばかりでした。難しい。
桟橋にいるスタッフさんにスマホを渡してから、少しだけ離れて止まり、記念写真を撮ってくださいました。
船頭さんのコントロール力が凄いですね。

船頭さん

◾️たらい舟力屋観光汽船
・たらい舟の料金は大人1人700円
・さどまる倶楽部のクーポンで大人700円→650円
・自分で漕ぐ経験ができる

矢島・経島(10:20-10:50)

次は矢島(やじま)・経島(きょうじま)に向かいます。
小木から矢島までは自転車で約15分でした。
途中、勾配のきつい坂がありましたが、電動アシストのおかげで乗り越えられました。電動アシストが無かったら諦めていたかもしれません。

矢島体験交流館でチケットを購入して、たらい舟に乗船します。
こちらも大人1人700円です。

矢島体験交流館


矢島のたらい舟は真ん中が海底を見るためのガラスになっていました。
船頭さんがあそこにクロダイがいる、ウミウシがいるだとかパッと見つけては教えてくれました。海底までが浅くて綺麗で、よく見えました。
空の青、海面のエメラルドグリーン、矢島と経島の緑に太鼓橋の朱色がとても幻想的で趣深く、優美なひと時を過ごせました。

船頭さん
たらい舟から見た眺め

たらい舟に乗った後は太鼓橋を渡って矢島・経島を軽く散策しました。
注意して歩かないとすぐ怪我をしてしまいそうな道を進んで太鼓橋を登ると、たらい舟で揺蕩ってたエリアが綺麗に見えます。たらい舟に乗っていた時の写真では捉えづらかった綺麗さを写真に収めることができて良かったです。

太鼓橋前の道
太鼓橋から見た眺め

矢島・経島内を進むとそれぞれの由来が書かれた木造の案内板が立っていました。趣がありますね。

矢島・経島の案内板

ところで、ゴールデンカムイの聖地巡礼に行くならば矢島方面はルートから外れています。それでもどうしてもほしいものがあったので矢島体験交流館に行きました。それは何かというとミニおけさ笠ストラップです!
1個1,000円で掌サイズのおけさ笠が売られています。リボンは赤・ピンク・オレンジ色だったり、オーガンジー素材だったりいろんな種類がありました。

ミニおけさ笠ストラップ

手作りなので大きさも多少違いがありますが、ゴールデンカムイのぬいぐるみであるどうぶつフォーゼ(以下フォゼ)やのるキャラマスコットに載せるにはちょうどいいサイズ感です。
個人的に編笠を使用している踊りを経験していたこともあり、愛するフォゼにも編笠を着用させたいと強く思っていたので、佐渡に行くならば絶対に矢島に寄ると決めていました。
フォゼに着用させる場合は正しい付け方を諦めて耳にかけるか、多少押さえつけるかになりますが、かわいらしく大変満足しています。

フォゼにぴったりのサイズ感

◾️矢島体験交流館
・たらい舟の料金は大人1人700円
・ミニおけさ笠ストラップ 1,000円がある

千石船「白山丸」展示館(11:00-11:30)

宿根木方面へ向かう道中に佐渡国小木民族博物館 千石船「白山丸」展示館を見つけたので少し覗きました。
博物館・清九郎・金子屋・三角家の入館料4つまとめて1,500円のところ1,000円の入場券を購入して入場します。スタッフさんが「時間ないと回りきれないけど大丈夫?」と何度か聞いてくださいました。優しいですね。
白山丸の中に入ることができ、外から見るととても大きく見えるけれど中は意外と狭いと感じました。頭をぶつけそうになるので慎重に歩く必要があります。
博物館の方は佐渡の方々が使っていた生活用品、農具、漁業用具等々がたくさんありました。総じて3万点だそうです。

千石船「白山丸」

■宿根木のお得情報
・宿根木で入館料のかかる建物(佐渡国小木民俗博物館500円・清九郎400円・金子屋300円・三角家300円の4カ所計1,500円)全部まとめて1,000円のチケットがある
・四隅が各場所のチケットになっているので千切れないように注意
・さどまる倶楽部のクーポンで入館料50%引き

【聖地巡礼】宿根木の街並みの入り口(11:35-11:45)

展示館から宿根木方面に向かいます。
坂の降り始めのところに宿根木の街並みの入り口があり、単行本15巻第149話と150話に出てくる回想シーンの宿根木の街並みが広がっています。
美しい屋根の村と言われるだけありますね。

宿根木の街並みの入り口
150話と比較

【聖地巡礼】宿根木のたらい舟(はんぎり)(11:50-12:30)

そのまま宿根木街並み案内所まで降って自転車を停めたら、道路の反対側の宿根木海岸に渡ると、たらい舟乗り場があります。
宿根木のたらい舟は手作りのはんぎりだそうです。
宿根木のたらい舟は複数のコースからの選択とじゃらんでの事前予約ができます。
今回はたらい舟に乗るか迷っていて予約をしていなかったのですが、待ち時間なしに乗ることができました。
選んだのは1番乗船時間が長いCコース2,500円35分です。

宿根木 はんぎりコース案内

宿根木の船頭さんはの中にゴールデンカムイをご存知の方がいるようで、該当シーンのコピーやリミックスの漫画が机に置いてありました。
また、「真えご」とちいさなはんぎりがあり、ぬいと一緒に写真を撮らしてもらいました。地元の方が聖地巡礼の後押しをしてくださるとより嬉しく思いますね。

ゴールデンカムイのオタクを歓迎するセット

宿根木の船頭さんは男性もいらっしゃいますし、「佐渡ヶ島宿根木はんぎり」と書かれたかっこいい半被を身につけていらっしゃいました。
救命胴衣を着用して乗り込み、ゆったりと過ごしました。

船頭さん

宿根木のBコースやCコースだと湾外にも出て行くので、矢島や力屋とは違う雰囲気を味わうことができます。岩は黒々としていて、いごぐさが大量に見えました。
また、たらい舟には箱眼鏡という底がガラスになった箱が置いてあり、使わせていただくことができました。海面に付けると想像以上に海底が鮮明見えてびっくりしました。今でも箱眼鏡を使って漁をする方もいるとのことです。 

月島がいごぐさちゃんを探していたのはこのあたりだろう、というのはないそうです。同じようにはんぎりに乗って必死に櫓を漕いでたんだろうな、その時はこんな景色だったのかなと思いを馳せました。

149話

◾️宿根木たらい舟(はんぎり)
・複数コースあり
じゃらんで事前予約可能
・ゴールデンカムイを推している?

ランチ:よしかわ屋 海鮮焼きそば(12:30ー13:00)

30分以上たらい舟に乗って楽しんだらちょうどいい時間だったので昼食をいただきます。
宿根木だと茶房やましたやたこぼうしが有名かもしれませんが、私が行った時は田植えの時期だとかで臨時休業しており、飲食は案内所近くのよしかわ屋とカフェnanoの2軒のみとのことでした。
がっつり食べたかったので、よしかわ屋で海鮮焼きそばとアイスコーヒーをいただきました。おおぶりなエビやイカが入っていて美味しかったです。
海鮮焼きそばはぬいと撮った写真しか無かったので外装のお写真だけ提示します。

よしかわ屋

中にはちょっとしたお土産などが売られていて、モノクロでかっこいいポストカード1枚100円のうち三角家と街並みの入り口の2枚を購入しました。

宿根木散策(13:00-14:15)

聖地巡礼としてよく見た三角家込みで1時間強で散策しました。足早気味だったかなと思います。

清九郎
旧宿根木郵便局


金子屋

散策後は町並み保全協力費100円を案内所近くで払って帰りました。

宿根木散策後は宿根木町並み案内所で町並み保全協力費100円を支払おう

【聖地巡礼】三角家

単行本15巻149話で悪童月島基が下駄を両手に暴れていたシーン、鶴見中尉が佇んでいたシーンで登場してくる三角家です。
外から見ると、尖った家の一角に「塩」の看板が特徴的です。

三角家(ちょうど塩看板が見えない)

近所の方や他の観光客の方が多く通るので、周りに気をつけながらたくさん写真を撮りました。
ゴールデンカムイを知っている方がちらほらいるようで、通りすがりのおじいさんが宿根木のシーンだけは知っていると言っていました。
月島が表紙の単行本15巻を見て「ゴルゴか?」という方もいましたが。
月島はゴルゴ線があるし、眉の形同じですからね…

単行本15巻と三角家
149話:悪童月島軍曹大暴れ
149話:佇む鶴見

三角家は有料で室内を見学することができます。
中の案内人さんが三角家が三角家となった経緯、構造や住んでいた方がどのように過ごしてきたかなどを教えてくださったので理解が深まりました。
3つの角になっているところがそれぞれどうなっているのかが見所ですね。一角のお風呂が角だらけで不思議な形になっていました。
また、角とは関係ないのですが、三角家の1階の囲炉裏のあった場所の2階部分は以前は吹き抜けになっていたそうです。そのため、壁に煤がついていったとのことで実際に2階に上がって中を見てみたら想像以上に壁一面が真っ黒で衝撃的でした。(注:中には入れません)

煤けた真っ黒な吹き抜けの壁

手ぬぐいとコーヒー日和山(14:30-15:00)

宿根木から小木まで自転車で約15分。想定より早く小木まで戻ってこれたので、GoogleMapで口コミ数の多いカフェ「手ぬぐいとコーヒー日和山」に寄りました。

カフェ 日和山

佐渡ブルーのクリームソーダといとしげなチーズケーキをオーダーしました。名前も見た目も可愛らしいうえに、爽やかな甘酸っぱさがあり美味しかったです。

佐渡ブルーのクリームソーダといとしげなチーズケーキ

南佐渡観光案内所へ(15:00)

自転車の返却と荷物の回収をするために南佐渡観光案内所に戻ります。
10時から借りて、2時間の基本利用時間を差し引いて3時間分の延長料金を追加で支払いました。
大変便利でした。ありがとうございました。

ホテルみやこへ(15:20-17:20)

宿泊するホテルみやこへ移動します。
「小木」から「相川」までバス小木線と本線を利用して約2時間と徒歩数分かかりました。乗り換えで「河原田諏訪町」に20分ほど滞在した時間を含みます。
今更ですが、佐渡には1日〜3日間のバスのフリーパスがあるので活用すればよかったと思っています。

長時間/複数バスに乗る場合はバスのフリーパスの利用を検討しよう
公式サイト

夕食:ホテルみやこ(18:30-19:30)

ホテルみやこの予約で夕食、朝食付きプランを選択していました。
半分以上海鮮でいろんなお魚をいろんな調理方法で食べれてよかったです。右上の緑の蓋があるのは豚肉と蛸の味噌蒸し焼きでした。
飲み物はビールと金鶴をお願いしてまったり過ごしました。
上手く写真撮るの難しかったです…

金鶴、釜焼き、刺身、揚げ物、トビウオつみれ味噌汁等


あとは大浴場に行って部屋で金鶴飲んで再びまったりして終了です。
ここまで読んでくださりありがとうございました。

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