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安部公房のエッセイ集『死に急ぐ鯨たち』(新潮文庫/1991年)の中に、「絶望も希望の一形式…
THEATRE E9 KYOTOにて上演されたBEBERICA theatre companyプレゼンツ、ベイビーシアター『水…
あれは忘れもしない2012年の秋。私はTwitterばかり見ていた。昨年の震災を機に色々と思うこ…
横浜市の作文小論文教室に通う生徒さんが書いたお話だそうで、たまたま教室のアカウントを見つ…
先日、家族とリンチの映画の面白さについて漠然と語り合っていた際、「そういえば、”帰り道…
先日、ちょっとした小旅行のためにレンタカーを借りることを決めた。二泊三日の和歌山への旅…
ヴァージニア・ウルフの『ダロウェイ夫人』(集英社/1998年/原作1925年)を読む。実はウルフの小説は初めてではなく、ちょっと前に『灯台へ』(原作1927年)を読んでいた。 たしかこの本の感想は、いまいちまとめきれなくて書かずに終わったのだが、ウルフの小説は読みづらい…と感じてしまいそうになったことは覚えている。これと言った大きなイベントが起こるでもなし、ひたすら夫人やその知人たちのモノローグのようなものが繋がれていく。無論語り手はころころ変わる。 それでも一冊だけで
私が『返校 DETENTION』を知ったのは、同じ台湾のゲームメーカー「Red Candle Games」が作っ…
ホセ・ドノソの『別荘』(現代企画室/2014年/原作1970年)を読む。ドノソと言えば『夜のみ…
先日、「昔観たけどよく分からんままに終わった映画に再チャレンジ」的な目的で、キューブリ…
その日は休日であったが、住んでいるマンションに漏水があったため緊急の工事をするという。…
『四谷怪談』を読んだ。読んだと言っても原文で読んだとかではなく、講談社の「少年少女古典…
『バスカヴィル家の家』を読み終わった。今更言うでもなく、シャーロック・ホームズシリーズ…
町田康の長編小説『告白』(中央公論社/2005年)を読み終わる。図書館で借りたのは年の瀬だったので、まあまあ分厚い本にしては結構な早さで読了した。 というのもちょっと本の内容からは話がかけ離れるが、ここ数日、新年明けてからというもの、同居人が元旦の夜から体調不良、翌日様子を見てもあまりよくならず、発熱はないからどうしたものか…、とヤキモキしながら3日を迎え、コロナ相談センターに問い合わせ、紹介された病院へ、それから検査、陰性が判明…等々、全く気の休まらない2021年の幕