オタクをやめたら新しい世界が広がった

1ヶ月前までとあるアイドルグループのオタクをしていたが、諸々の事情でやめた。
3年半かけて集めたグッズを全て処分。FCも退会。SNSのアカウント全削除。
辞めたばかりの頃は喪失感が波のように押し寄せてきて本当に辛かった。
仕事も手につかず、気がつくと涙を流しながら見積書を作っていたなんてこともあった。

しかし、今はそんなこともない。
思い出す頻度は減り、情報は一切追いかけなくなった。

きっかけは色々ある。
新たな趣味を見つけたこと。
仕事が忙しくなったこと等。

そうしていく中で発見したことは

・心身の健康状態
・お金の使い方の変化

この2つ。

かなりの肥満であることは自覚していたがパートナーからも「健康のために痩せた方がいい」と言われるように。
10年で20kg増加したことから目を背けていたが、そうもいかなくなった。

金銭面ではオタクを辞めたことで支出が減ったかと思ったが、上記の健康状態のせいか急病で倒れ、救急車や治療費で数万がとんでいったこともあった。

推しに費やしていた時間やお金を
自分のために使ってあげたいと
思うようになった。

太っているのはもちろん健康上良くないが、では何故そこまで食べることに執着してしまうようになったのか。
食べることでバランスを保っていたのでは無いか。
自分について考える時間が増えた。

節約と健康のためにお弁当をつくるようになった。ペットボトル飲料を買うのをやめて水筒を持ち歩くようになった。
時々エスカレーターから階段を使うようになってきた。

推しの幸せを自分の幸せだと思っていたが、今のわたしは違うと思う。

推しの幸せはあくまで推しの幸せ。

私の幸せは私だけのもの。
私にしかつくれないもの。

それを教えてくれた元推しに感謝。