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Go with the Brave JAPAN Rugby ワールドカップ2023開幕!!

 どうも、オニギリです^_^
 ついに9/9に開幕しましたラグビーワールドカップ2023フランス大会。決勝が行われる10/29まで毎週楽しみな試合が繰り広げられます。前回大会の2019年は南アフリカが優勝、そこから4年が経ち、今回はどこが優勝するのか、そして各国の変化がどのように表れるか楽しみです。
 オニギリは全試合を映像で見る予定です(現地入りは叶わず…)。
 さて今回は、日本代表のホットな試合、第2戦目のイングランド戦についてオニギリ's eye!!しちゃいたいと思います。

 試合前に発表されたメンバーについては、上記の通りです。

(日本ラグビー協会Instagramより)

 メンバーを見ていくと、まずFWは稲垣、堀江、具の1列目。経験値重視でこの3人以外は考えられないと思います。ロックにはコーネルセン、アマトファカタバの2人。仕事人とフィジカルモンスターの組み合わせという感じです。3列はリーチ、ラピース、そして姫野キャプテン。この3列は、仕事人のリーチとラピースというフランカーの組み合わせ、そして3人ともキャプテン経験ありという、ジェイミーの想いを感じる強力なFW陣です。
 BKはバックスリーダー的な存在の流、キック重視で松田、センターは中村、長田の日本人ペアです。ここに外国人を置かなかったことに日本人の成長を感じます。バックスリーはジョネ、松島、マシレワという、ここ最近の日本代表のスピードトリオです。また、ハイボール処理を買われてのマシレワであるとも思います。バックスもジェイミーの想いを感じるメンバーとなりました。

 日本はこれまでイングランド代表と10戦して一度も勝利したことがありません。世界ランク6位のイングランドと14位の日本、実力的にはイングランド優勢となっています。しかしこれまで2015年に南アフリカ、2019年にアイルランド、スコットランドという強豪国に勝利し下馬評を覆してきました。そんな日本代表に対し、日本中の期待が高ぶる中、日本時間早朝4時にキックオフを迎えました。

 前半開始早々から、オニギリ注目ポイントのスクラムを自陣ゴール前で組むことに。昨年イングランド代表と対戦した際に日本は13-52で敗れましたが、そのときの敗因として挙げられたのはスクラムなどセットプレーです。今回勝利するための絶対条件と言えるスクラムの安定という部分で、まず前半早々から見せる場面ができました。そして、その注目のスクラムは「完璧」と言えるくらい集中力の高いスクラムだったと思います。誰一人足を引かず、一歩も動かさないで相手はボールを出すことに。ゴール前DFで粘っていましたが、ペナルティをしてしまい、イングランドはPGを選択。ゴール成功し、イングランドがまず3点を先制しました。

 その直後、マシレワがキック後に相手との接触で負傷してしまいました。チームとしてとても痛いですが、ここで入ってきたのが前回日本大会で活躍したレメキで、FBの位置に入りました。レメキはいつぶりの代表戦なのか…というぐらいでしたが、全くそんなことを感じさせないほどチームとマッチしていました。
 キックを多用した日本代表。相手陣地で戦うことを優先し、相手のミスを誘います。相手も日本の連続攻撃に戻り切れず、ペナルティーを犯します。日本も欠かさずPGを選択し、ゴールを決めて3-3に。続いて、流れが徐々に日本に来始めたところ、相手はまたペナルティを犯し、日本は再度PGを選択して、6-3と逆転します。しかし、その直後のイングランドボールのキックオフで日本は確実に確保しなければならないところミスが出ます。相手はこのミスを逃さずにトライを奪われ、ゴールも決められ、6-10とされます。その後、日本代表はPGを追加して、9-10と1点差に。
 前半光ったのはスクラムだけでなく、ハイボール処理で大きなゲインも許さず、DFは大健闘でした。結果、前半はイングランドがさらにPGを成功させ9-13で折り返しました。前半を終えて、会場の何割が日本の健闘に心動かされたでしょうか。見ていると両国選手共かなり消耗していましたが、イングランドの表情があまり良くない印象でした。

 後半、前半の勢いを継続したい日本。そんな後半早々から姫野のジャッカルが炸裂し、敵陣でPGを獲得し、12-13となります。残りは約20分。ここからが力の差が出てくる場面で、そんなきつい場面で力を発揮したのがイングランドでした。敵陣で連続攻撃し、コートニーローズがトライしました。レフリーは一度TMOにてノックオンの確認をしましたが、ボールは頭に当たっていたということでトライが認められました。日本にとってはアンラッキーと言えるようなトライに、イングランド側にグッと流れを引き寄せられたとオニギリは感じました。12-13から12-20となり、これ以上離されないぞという意識がプレーに出たのが、松島とライリーのラインブレイクでした。しかしそのラインブレイクにもイングランドは対応し、守り切られました。そんなイングランドは守ってから日本ゴール前にジワリジワリと近づき、大外にいたスチュワートへフォード選手がキックパス(利き足ではない左足で)。これを綺麗にキャッチされ、トライを奪われました。ゴールも決めて12-27。後がない日本でしたが、またもイングランドがジワリジワリと敵陣に進み、日本のピックゴーで前進し、マーチャントがダメ押しトライ、ボーナスポイントを獲得されました。最後はゴールも決め、12-34でイングランドが勝利しました。
 日本は、後半20分まで善戦できたこと、スクラムで自信をつけたのではないしょうか。次のサモア戦までに体をリカバリーし、そして、確実に勝利するための戦術を練っていくに違いありません。次戦こそ勝利を期待しています。

 以上が今回のオニギリ's eye!!となりますがいかがでしょうか?
 “善戦”という言葉をよく目にしますが、善戦では世界上位には勝てません。勝つためには、ミスを少なく、セットプレーが安定していることが必須であると今回の試合で学んだというより、今まで日本はそれを学んで成長してきました。今回、善戦ではなくやはり勝ちたかったと一番思っているのは選手・スタッフの皆さんだったことでしょう。しかし、日本の最後まで諦めない姿に日本中が感動していたと思います。
 次は、9/29サモア戦、その次がアルゼンチン戦です。フォーカスするポイントはやはりセットプレーかと思います。スクラム、ラインアウトの安定がまさに必須。スクラムに関しては、自信を持てたと思います。サモアやアルゼンチン相手にプレッシャーを与えたら必ず流れがきます。
 期待しています。
 次に向けてオニギリは絶賛ワクワクが止まりません!!^_^

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