さすが池井戸作品!引き込まれます

こんにちは。昨日は週末に読みかけていた半沢直樹最新作「アルルカンと道化師」の続きが読みたく、普段なら晩ご飯を食べながら再起不能になるまでお酒を飲むんですが、軽めに済ませ読み始めました。

ざっくりと感想を言うとタイトルの通り、さすが池井戸作品!やっぱり半沢直樹って感じでした。途中憎たらしい上司や同僚とバチバチにバトルする場面は半沢直樹の過去のシリーズなどから大逆転を期待せざるを得ない感じで、最終的にはしっかり見せつけてくれたように感じます。

また南田さんのポジションがいい感じで、これドラマ化したら誰がやるんだろうっていろいろ想像してました。

あまり話の内容を言うとネタバレになってしまう気もするので、詳細は読んでもらえればと思いますが、業績低迷中の出版社(芸術系)をM&AしたいIT企業と買収に応じたくない出版社。M&Aを推進したい銀行の上層部?大阪営本と顧客の希望に全力で答える大阪西支店の戦いが描かれています。

本筋は是非読んでもらうとして、僕が思ったことは半沢メンタル強いなーってとこですかね。もちろん面白いとこいっぱいありますよ。ここではそれはあえて、あえて触れてないんですからね。

僕はメンタル激よわなのであんな状況になったら発狂してしまうかもしれませんが、「なるようにしかならない」的なあのスタンス憧れます。でもそれはきちんと理想を語るだけでなく理想を理想で終わらせないための努力をしているからなんだろうなと、感じました。理想と現実は違うという人がいます。また置かれた立場によって理想が変わることもあるとは思います。ただ本の中で描かれているのは多くの人が正しくないと感じる現実で、半沢からは正しいと感じる理想の為に邁進しているエネルギーを感じました。

なんだかなにを言ってるかよくわからなくなりましたが、本を読み始めたらあっというまに引き込まれどんどん読み進められる面白い本です。

あとこれまでの半沢直樹シリーズをもう一度読み返してみたいと思うところがあります。

ここからは妄想ですが、なんか読み返すと「こことここがこの場面で!」みたいなところがある気がします。

全くの妄想なので全く何もないかもしれませんが。


今回久しぶりに物語を読みました。※チーズの本は除く

やっぱり小説は面白いですね。頭の中で色んな想像を働かせて妄想して、いい意味で裏切られて。最近ない頭を使うような本ばっかり読んでたので、なんだか息抜きになったような気がします。

次はどんな小説を読もうかな~

なにかオススメがあれば教えて下さい。


それでは失礼しまーす。

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