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ブラインドラグビーの面白いところ #5 「無関心ではいられない」

Blind Rugbyは、視覚障がい者と晴眼者が共に楽しめるRugbyです。パラスポーツのラグビーでは、ウェルチェアラグビーやデフラグビーが有名ですが、負けず劣らずの面白さがBlind Rugbyにはあります。このnoteを通して、Blind Rugby に興味を持っていただけると幸いです。

こんにちは、ぶららぐ東海 Sun Rabbits愛知 監督の神宮寺です。ぶららぐ初心者の私が、監督/コーチ目線で感じたことをぶらっとお散歩感覚でnoteにまとめていきたいと思います。Blind Rugby の面白さを皆さんへー。

ブラインドラグビーの面白いところ #5 「無関心ではいられない」

ぶららぐ東海 サンラビッツ愛知 監督の神宮寺です。
ありがたいことに ”ラグビーリパブリック” に私たちの活動を取り上げてもらいました!とても丁寧に記事にしていただき感謝の言葉しかありません。


私たちはブラインドラグビーを通して、障がい者と健常者が共生できる社会、お互いが認め合い生き生きと生活できる社会、すなわちボーダレスな社会創りに貢献したいと思っています。

そのためにも、まず私たちが真摯にブラインドラグビーと向き合うことが大事だと実感しているところです。私たちサンラビッツ愛知は「配慮はするが遠慮をしない」ことをチームのルールにしています。簡単そうに見えてとても難しく、これは「相手に対して無関心」では成立しないことです。

恥ずかしながら私は、人に無関心になることがあります。
それは助けが必要な人に手を差し伸べる前に、助けを必要としていることにも気づいていない状態かもしれません。

ただ、ブラインドラグビーをした後は、自分の行動が多少なりとも変化していることに気づきます。さすがに誰か困ってないかな?っとアンテナを張りめぐらせながら歩くほどとは言いませんが・・・

こんな私でも、この行動で誰かが楽になるかな?とか、何を考えているのかな?とか、一旦話を全部聞いてみようとか、この伝え方でよかったかな?とか、人に対して興味・関心が高まっているような気がします。まさに「相手に対して無関心」では成立しないブラインドラグビーの効果なのだと思います。

他人は他人、自分は自分、状況によってはそれも大事なことかもしれませんが、個性を間違った方向で捉える(自分が良ければOK的な)風潮に、改めて人と関わりあいながら生きる、色々な人がいることを認めて、人と調和しながら生きていくことを考えるキッカケにサンラビッツ愛知がなれたら良いなと思います。 

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