摂食障害を治すために辞めたこと➁~自分を責めても変わらない~
おはようございます!今日は摂食障害を治すために辞めたこと2つ目。
「自分を責めること」辞めました。
➀責めることで生まれる負のサイクル
私は過食真っ只中のころ、自分を責めてばっかりでした。
例えば、こんな感じ。
・過食してしまった
→今日こそ辞めようと思っていたのになんで我慢できないんだろう。
私忍耐がないな。なんて甘えたやつなんだろう。
私なんてダメだ。
・過食して部活・大学を休んでしまった。
→チームメイトは大会に向けて頑張って練習しているのに、
さぼるなんて最低だ。
親に授業料だしてもらっているのにさぼるなんて親不孝だ。
・過食したくて、友人との約束をドタキャン
→前から約束してたのに、ただ「食べたい」という理由で
友人との約束を裏切るって、なんて自分は卑しいんだ。
友人からの信頼も失ってしまう。
でも、結局は
自分を責める→自己嫌悪→過食→自分を責める→自己嫌悪→過食
この悪循環が繰り返されるだけ。
これって何の解決にもつながらない。ただただ自分が苦しくなる。
だから、自分を責めること、やめましょう。
➁過食はSOS
そもそも過食は責めるべき「甘え」ではありません。
なぜなら、
過食=症状であって、
今、あなた無理してるよっていう体・心の悲鳴なんです。
言ってみれば、ニキビとおんなじ。
ニキビってスキンケアどんなに頑張ってもできるときはできますよね。
決して自分の意志では抗えない。
だから「何でニキビできたんだー、私ってバカ―」って責めても意味がない。それより、ニキビができた原因を探りますよね。
過食もニキビと同様。だから、
責めるよりも、「どうしたのかな。わたし無理してなかったかな。」と
過食を引き起こした原因を考えてあげる
ことが大切なんです。
あなたの身体・心こんな悲鳴あげていませんか?
・身体の原因
✓食事制限で生きるのに必要なカロリー、栄養が摂取できていない
✓過食したから、ご飯抜き
✓ダイエットのために白米を抜く
✓甘いもの・ジャンクを食べることを禁止している
✓食べる=悪と考えている
✓身体が冷えている
✓生理前ホルモンバランスの乱れ
✓睡眠不足
etc...
・心の原因
✓完璧主義
✓「~するべき」「~しないと」思考
✓他人優先思考
✓嫌なことをやっている
✓人間関係(嫌い・苦手な人との付き合い)
✓自分責め
③自分との対話
過食症状がでたら、まずは
わたし今無理しているんだな、苦しいんだなと認めてあげること。
世間から見たら全然頑張っていないとか考えないで。
自分を生きれる人は自分しかいないのだから、
その苦しさを認めて、
楽にしてあげる。
イメージは3歳のころの自分。
過食衝動=3歳のころの自分がわめく
子どもにただただ怒っても無意味。
「どうして泣いてるの?何があったの?」
と耳を傾けてあげて、
「どうしたら満足する?」
一緒に考えてあげること。
最初は過食してしまう自分を認めるなんて、
難しいと思います。
でも、書いたように自分を責めてもいいことなんて皆無。
だから、自分を責めてしまう癖がでても、
あ、ちがうちがう、これはSOSだと
思い出して下さいね。
ちなみに、わたしは過食がひとまず落ち着いたら、
カフェで温かいドリンクを飲みながら、
ノートに今回の過食の原因は何だろうと
考え、整理していました。
小さいことだけど、この積み重ねと継続で、
少しずつ道は開けていくと確信しています。
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