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フランスワーホリ ビザ申請書類準備

今回はワーキングホリデー(Vacances-Travail)ビザ申請における準備等について記述いたします。


※この記事は私が申請~受理された2024年6月時点での情報になります。
 詳細についてはフランス大使館のサイトをご確認ください。


ワーキングホリデーとは?

ワーキングホリデービザは、フランスと日本の若者の国際交流を促し、互いの親交および理解を深めることを目的としています。

ワーキングホリデービザ - La France au Japon (ambafrance.org)


日本人の若者(18歳~31歳未満)がフランスにて最長一年の滞在が認められるビザで、その期間内であれば自由に就労、就学ができるというものです。

フランスのワーキングホリデーは申請費が無料のため、「せっかくのチャンス!」とトライするのもハードルが低いように思います。

(以前イギリスのワーキングホリデー(Youth Mobility Scheme)ビザで渡英経験がありますが、当時はビザ申請料約36,000円+NHS(国民健康保険)約88,000円=約114,000円支払いました。絶対に発行されるか分からないビザの申請だけに、です()。念願のイギリスワーホリでしたが、年々申請費が上がっている&問い合わせにも費用がかかるため、移民勢(?)からお金を搾り取る国というイメージがありましたが、それに比べるとフランスはまだ優しいななんて思ったり…)


費用はタダですが、準備する書類が多いので一つ一つ確認していきましょう。


ビザ申請書類


さて、
フランス入国日を決め、パスポートを用意したら、いよいよ申請準備に取り掛かりましょう!


①申請書類チェックリスト 原本

フランス大使館ウェブサイトに載っている”ワーキングホリデービザ申請”と書かれているチェックリストを印刷し、下記の提出書類の原本およびコピーを確認後チェック☑する。


②長期ビザ申請書1部 原本

France-VISASのサイトに事前登録したものを印刷。③の証明写真を貼る。

https://france-visas.gouv.fr/en/web/france-visas/


③証明写真1枚 

パスポート規定サイズ(45mm×35mm)で顔の大きさが3mm以上のもの背景は白。申請書の写真欄に貼り付ける。


④パスポート 原本、コピー

ビザ期間の最終日から3か月以上の有効期限が残っており、ビザ用のページが見開きで2ページ以上あるもの。個人情報と署名のページをコピーする。



⑤申請動機作文1部 原本

用紙はフランス大使館ウェブサイトからダウンロード。
作文なので好きに書いて大丈夫です。ただ詳しいことはまた別の記事にて記述しますが、なかなか大変でした。


⑥滞在中の計画書および履歴書 原本

迷われる方もいらっしゃるようですが、計画書履歴書の両方用意します。
フリーフォーマット。フランス語または英語で作成。



⑦残高証明書 原本、コピー

3,100€以上(相当する額の日本円)の残高があること(帰国のための航空券費用は含まず、別途用意すること)。申請日から1カ月以内に発行されたもの。

※表記言語の指定がなかったのですが、私は念のため英語での発行をお願いしました。銀行によっては発行・郵送に数週間ほど要するかもしれないので事前に調べておきましょう。

因みに私はゆうちょ銀行で発行し、費用は1,100円。
日本語だと即日発行してくれますが、英語だと郵送で一週間ほどかかります。



⑧ワーキングホリデー宣誓書 原本

用紙はフランス大使館ウェブサイトからダウンロード



⑨健康診断書 原本、コピー

申請者が健康であることが明記されており、申請日から1か月以内に医師が作成したもの。英文・和文いずれも可。

…という公式サイトに書いてあった文章だけだと内容が明確でなく、病院でお医者さんにお願いするときに困りました。

ですが、なのでそのまま、

ワーキングホリデーの申請に必要で、問診でかまわないので、健康であること(=病気やが怪我などをしていないこと)がわかるように発行していただけますか?」

とお願いしました。笑

近くの病院3件のうち、1件は取り扱っていないようで、2件目は『かかりつけ医ではないので』難しいと断られ、やっと3件目で快諾していただけました。ホッ…


⑩海外旅行保険加入証明書 原本、コピー

英文もしくは仏文。病気、怪我、入院に対応し、航空券に記載されている到着日(フランス入国日)から1年間有効なもの。
※クレジットカードに付帯される保険は不可。

他の方のブログで数件、グローブパートナーが良いと書かれていたのでそこにしました。費用は1年契約のものは540€



⑪返送用レターパックプラス(赤)

郵便局で購入できます。申請時に必ず持参しましょう。氏名・住所を明記すること



※注意事項


フランス大使館ウェブサイトに記載されている通り、基本的に申請条件を満たしていれば申請が却下されることはなさそうです。
ただ万が一を想定して、少なくとも入国予定日の1か月前には申請ができるよう、入国日の設定とパスポートの用意は早めが吉だと思います。

※入国日が決まっていないとオンライン上の長期ビザ申請書を仕上げることができません。

また基本的にはすべての書類は英語もしくはフランス語で記入します。

そして自分で記入するもの以外の書類(パスポート、残高証明書、健康診断書、海外保険加入証明書)の準備や取り寄せはできる限り早めに取り掛かりましょう!
即日発行できるもの~最大2週間ほどかかるものもあります。よく確認して間違いがないように気を付けてください。



さいごに



私の場合、実際にフランスに行こうと決めてから渡仏日を決めるまでに結構時間がかかりました。
というのも、2年間イギリスに住んでいた分、帰国後の日本でのキャリアを築き直したいとも思っていたので…


ただご存じの通りワーキングホリデーは年齢制限があります。


結果的には、私はヨーロッパが好きで、独学でやってきたフランス語を試したいという気持ちと、年齢的にもラストチャンス!ということで渡仏を決意しました。


フランスにいる間はしっかり稼ぎつつ、旅行やローカルなイベントも楽しみたいところです。


ワーホリ情報を書きつつ、フランス生活についても随時お伝えできればと思います。

ではまた。


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