ごろかれ@米国株

カレー屋。オニールとミネルヴィニの著書を参考にブレイクアウト投資を実践中。

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AVWAP(固定出来高加重平均)は見えないものを見える化する便利なアイテム

noteを書く背景 米国株トレーダーのきりさん@kiri_traderのyoutubeではお馴染みのAVWAPですが、もれなく私もきりさんのAVWAP戦略を取り入れてパフォーマンスが劇的に改善しました。 オニミネを学んだ方々は、方々で新たなエッジを見つけてはパフォーマンスに磨きをかけていらっしゃいますが、なかなか私のように芽が出ずに苦しんでいる人も多いのではないかなと思っています。 パフォーマンスのブレイクスルーのきっかけは些細なことです。このnoteが誰かの役に立てた

    • $OUST

      $OUST 2021.4.5週HVE 長期avwapを短期的上値にした急騰 週足・日足分析 ・2024.3.25週の決算gapupでRSlineが水平から右上がりへと修正 ・2週連続100%以上の出来高が続く ・2024.3.25週avwapは一度undercutするも建設的プルバック ・10wMAをサポートにしながら4〜5月にカップを形成  →日足では見事なハンドル部分のドライアップ形成 ・3/27HVCは実行可能なエントリー=HVCが実質的なサポート 思考 長期a

      • 【個人用メモ】AVWAPをどこから引くかは、誰の保有資産価格を知りたいかで変える

        パターン①stage2(上昇トレンド)を見つけたい時 中長期期間で見た時に保有者の資産価格がプラスに転じる時は、売り圧力<買い圧力になりやすいです。かなり意訳が入りますが、これがいわゆるstage2入りと捉えています。 このようなトレンド変換を見つけたい時は、下落前の高値にavwapを設定しましょう。これによって、それ以降に参入した保有者の資産価格が可視化されます。 出来高を伴う陰線は上昇を押さえ込む将来の売り圧力になります。このチャートでは2024.1中旬の週足で大き

        • TA Plot Low Risk Stock Setup 超解釈

          できる限りリスクを抑えた(利益を得る確率が高い)Setupについて、TAPlotさんが丁寧な動画を作っていました。特に印象に残ったことをメモとしてまとめます。 @TaPlot :x参照 成功率を上げるエントリーの鍵は低リスク 低リスクの買い場が提供されない限りエントリーしてはいけない。いつまでも待つことが大事。待つのもトレードの大事な一部。 リスク(引き受ける最大損失)はエントリーポイントから、投資者が決めることができる。今回は低リスクなsetupのため、リスクリワー

        • 固定された記事

        AVWAP(固定出来高加重平均)は見えないものを見える化する便利なアイテム

          再現性を高める投資ルーティン(願望)

          何でこれを書くか? 毎週毎日チャートを見て、エントリーして、エグジットして…を繰り返していると、自分の中での基準がわからなくなるんですよね。改めて言語化して、それを破るなよ自分!と戒めるために書きました。 得意な(自分が使える)セットアップを選び出す 他の市場参加者に対して優位性を持つためには、再現性の高い投資ルーティンが必要です。究極的には自動化できるような、確固たる基準を持つことができれば理想的です。が非現実的ではありますね。 再現性の高い投資ルーティンのエントリ

          再現性を高める投資ルーティン(願望)

          HV line とcup baseエントリー ($MSTR)

          set up種 ①日足HV line pullback ②65分足 pin bar pullback ③VCP3Tからの相対的出来高増加によるラインブレイク ④cup base pivot entry 週足はカップベースを形成、日足で見るとハンドル部分あり。 日足出来高278%増のHV line を機関投資家の参入痕跡とみなし、それを基準としてエントリーポイントを設定。 日足では売枯を観測できないが、相対的な出来高減少が見られた。65足で見ると、明らかに陽線の方が出来高

          HV line とcup baseエントリー ($MSTR)

          あなたのそのエントリーは高リスク?低リスク?

          はじめにエントリーしても損切りを繰り返し、ジリジリと懐が削られていく感覚は忘れられません。 こうした苦しい状況を脱する策として、低リスクのエントリーを心がけてみませんか?ミネルヴィニ氏も買い場の条件として低リスクのエントリーを掲げています。 このnoteでは、低リスクでのエントリーの具体例を紹介してみようと思います。何をやってもうまくいかない、そんな方にこそ見ていただきたいと思っています。 リスクとはちょっと遠回りになりますが、リスクの定義について確認します。 私たち

          あなたのそのエントリーは高リスク?低リスク?

          【trade戦略】ベースカウントを投資戦略に組み込む

          ベースは「機関投資家がそこにいる」というサイン ベースとは、ウィリアム・オニールの代表的な書籍「成長株発掘法」で登場する、機関投資家の買い集めとふるい落としの期間のことを指します。基本として安値から30%以上の上昇を遂げた後に形成されます。 ベースがチャート上に現れた場合、機関投資家の存在があると考えることができます。この理由の説明と背景は上記オニールの書籍を参考にします。 機関投資家は「安値で買い集め、高値で売りぬく戦略」を持ちます。この戦略を実現するために、 ①安

          【trade戦略】ベースカウントを投資戦略に組み込む

          【trade戦略】stage分析とbase理論をentry pointに活かす

          はじめに 「自分の投資戦略を持つ」って難しいですよね。私自身「使えるsetupを増やしていく」という目標を立てて様々な書籍や情報に触れてきました。その中で、スタン・ウエインスタイン氏のstage分析とウィリアム・オニール氏のベースブレイクアウト戦略に強い親和性を感じました。それらを整理していくことで自分の投資戦略として活用できるかもと思い、重い腰を上げてnoteを作ります。 冒頭から余談ですが、マーク・ミネルヴィニ氏の書籍の冒頭にスタン氏のstage概念が取り上げられてい

          【trade戦略】stage分析とbase理論をentry pointに活かす

          【トレード戦略】ローソク足の分析

          はじめに ローソク足のテクニカル分析は非常に実益のあるスキルですが、習得には試行錯誤とそれなりの期間が必要だと感じます。 ここではできる限りローソク足から読み取れる事実とメッセージを記載していきます。もしテクニカル分析に長けている読者の方がいましたら、読み取りの間違いや別角度からの視点をご教授いただけたら幸いです。 基本前提となるワイコフの3つの法則 リチャードワイコフが提唱している「出来高・価格分析=VPA」の理念・法則に則って分析を行います。詳しくは下記の本をご一読

          【トレード戦略】ローソク足の分析

          【トレード戦略】ブレイクアウトはなぜ起こる?VCP/base breakout

          はじめに ウィリアム・オニール氏やマーク・ミネルヴィニ氏は米国株投資において偉大な功績を残したレジェンドです。ミネルヴィニ氏は今も現役で、他の追随を許さないパフォーマンスを毎年叩き出しています。 オニール氏はベースと呼ばれる保ちあいからの強い上昇を、ミネルヴィニ氏はVCPと呼ばれるボラティリティの収縮と出来高の減少を繰り返す時期からの強い上昇を、それぞれ得意な戦略としています。 両氏の投資戦略に共通する点は多くありますが、 保ちあいからのブレイクアウトで大きなリターン

          【トレード戦略】ブレイクアウトはなぜ起こる?VCP/base breakout

          【トレード戦略】その株をいつ売るべきか?

          きっかけ 2021年、オニール・ミネルヴィニ流の方々の投資成績を横目に、私は-8%のLCで損を出し続けました。 「適切に売る」タイミングを学ぶことで機敏な取引を可能にし、リターンを確実にしたいと考え、その学びをまとめることにしました。 ①機関投資家が売るタイミングとは? 「適切に売る」を少し具体化させると、「機関投資家の動向をいち早く察知し、取引を手仕舞う」ことです。強い保有者が株を手放す過程で、できるだけ早く抜け出せることができれば、売りは成功したと言えるのではないで

          【トレード戦略】その株をいつ売るべきか?

          【各種entry pointを使っての投資判断】pullback(押し目買い)

          はじめに 決算シーズンで勢い良く上昇した銘柄が見られます。同時にマーケットの地合が整った環境になりつつあります。(2022.8.7現在) この相場を牽引する先導株は $ENPH です。 これらの強い株に参入を検討する場合、正直躊躇します。一時的に下落したタイミングでエントリーするpullbackを利用するのが有効な一石です。しかし単純にpullbackでエントリーしても反発が甘く、結局高値づかみだったり、損を出すこともあります。 先導株(候補)が現れた今、然るべきタイ

          【各種entry pointを使っての投資判断】pullback(押し目買い)

          【出来高を使っての投資判断】売り枯れ

          きっかけ 売り枯れ=出来高が減っていく、で合っているのか? 先日上記のような投稿をしました。そこで、売り枯れと出来高減は同じではないか?という質問をいただきました。 ここから、はたして売り枯れとはどんな状況を指すのだろうか?という問いが自分の中で生まれたのでnoteにまとめることにしました。 このチャートは$AMPHの日足です。特に7月以降で出来高の大きな急減が見られます。これをもう少し細かく見ていくと3つの要素が見えてきます。 50日平均出来高と比較して、非常に少ない

          【出来高を使っての投資判断】売り枯れ