【個人用メモ】AVWAPをどこから引くかは、誰の保有資産価格を知りたいかで変える

パターン①stage2(上昇トレンド)を見つけたい時

中長期期間で見た時に保有者の資産価格がプラスに転じる時は、売り圧力<買い圧力になりやすいです。かなり意訳が入りますが、これがいわゆるstage2入りと捉えています。

このようなトレンド変換を見つけたい時は、下落前の高値にavwapを設定しましょう。これによって、それ以降に参入した保有者の資産価格が可視化されます。

HALO 週足・日足

出来高を伴う陰線は上昇を押さえ込む将来の売り圧力になります。このチャートでは2024.1中旬の週足で大きな陰線が確認でき、実際に上値抵抗となって機能しています。avwap周辺で行ったり来たりを繰り返すチャートでは、おそらくこのような売り圧力が存在していそうです。

パターン②上昇トレンド中に形成されたベース等のサポートを見つけたい時

同じチャートですが、今度は週足日足の右側に注目してください。2024.6の上旬に形成された週足70%upの出来高にavwapが設定されています。

このavwapはこの部分から参入した保有者の資産価格を可視化しています。先ほどの状況とは異なり、52w高値を更新している中での横ばい期間なので売り圧力は少ないです。ここでは保有者の利確が売り圧力として出現しやすい状況です。

一般的に大口投資家は、保有者の売り圧力を段階的なふるい落としと呼ばれる下落を利用して減らしていきます。そうです。いわゆるVCPです。

右側のavwapに注目

現在HALOは2Tの収縮が確認されています。$50から下は底抜けの可能性がある薄い出来高価格帯なので、一時的に52whigh -15%くらいまで落ちてもおかしくはありませんが、現状では利確が行われず保有者もプラスの資産価格を保っていることを確認できます。

このような状況を確認できる時は、サポートとなるavwapをLCラインとして設定します。またVCPの上値である$53売り圧力の少ない上昇が期待できるゾーンになります。ここを確定した足で上抜けしたら買い増しして正規ポジションへお迎えしましょう。

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