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人生は一度きり。生き方は何度でも。

人は、一つの体で何度でも違う人生を歩める

人は、一つの体で何度でも違う人生を歩める。

と、私は思う。
前のわたしは、自分がキライだった。押し込められて、それが情けなくて。そんな自分に腹が立ったし、ずっと苦しかった。

だから、わたしは「それ」を脱いだ。
そして、「あたらしいわたし」になりきって、いろいろやってみた。
もちろん簡単ではなかった。ジレンマとか、周りの眼とか、いろんなものが痛かったし、なにやってるんだろうって自分が分からなくなる時もあった。
だけど、「あたらしいわたし」を運転してると、なぜか心が躍った。

そして、ある日ふと気が付くと、肌の下には「新品のわたし」がいた。
それはとても不思議な感覚だった。まるで違う誰かのコックピットに乗り込んだみたいな。
もちろん、得たものだけじゃなくて、
失ったものも、きっと、ある。
それでも私は歩いてみる。
「あたらしいわたし」と一緒に。



よろしく、新しいわたし。
またね、あの日のわたし。

プレイヤー1

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自分はただのプレーヤーだと思ってみる。
このへんてこな世界にログインしちゃったプレーヤー1。

どうあがいても,どうせいつかは絶対死ぬし、ログインしちゃったんだからこの世界で生きて(play)くしかない。まったく腹が立つけど。

それなら、いろいろ試してみない?
わたしは試したい。いろんな人生を、
いろんな自分を。
RPGでいろんな職業に転職するように、格ゲーでいろいろなキャラを試してみるように。
周りにどういわれたって構わない。どう思われたって構わない。散々従ってきたし、さんざん否定されてきた。なのに、彼らはその責任は取ってくれない。わたしの人生に責任はとってくれないのだ。

それなら、
わたしは精いっぱい楽しんで生きてやるんだ。
遊びつくしてやる、この世界で。

そしていつか「しっくりくる自分」が見つかったら、しばらくはそこに落ち着いてみたりして...

そうやって私は何度でも生まれ変わる。

ことばに変えて

こんにちは。寒い日が続いていますね。前半のエッセイ部分、いかがでしょうか。意味わからなかった方もたくさんいるかもしれませんが、これから何とか説明していきます笑。

みなさん今の自分は好きですか?私はだいぶ気に入ってます。だけど、昔はそうじゃなくて、何とか自分の性格を変えようとしたものです。

自分の性格を変えようとする行動を心理学では「介入行動」といいますが、当時高3だった僕もその存在を知り、いろいろ試してみました。

実際やったのは、「逆自分なりきり」。自分の性格上いつもやってしまうことと逆のことを頭を真っ白にしてやってみる。

たとえば、
悩みを一人で抱えやすいなら、人にバンバン話してみる。
プライドが高いなら、自分の本当に「痛い」話を自虐ネタにして人に喋ってみる。                              とか。

または、なりたいと思う方向にいる人のまねをやってみる。生活リズムのレベルまで落とし込んで真似してみる。これをとにかくやってみて、続けてみること。

すると、だんだんと「演じている」方に本体が寄って行って、ある日今までとはすこし違う新品の自分を着ていることに肌感覚で気づくはずです。

ここで、「それができれば苦労しねーよ!」というツッコミが飛んでくると思うので、もう一つコツを紹介します。

「介入行動」を実践するにあたって大事になってくるのは
「ゲーム」感覚です。

二個目のエッセイでもふれましたが、自分をただのプレーヤーだと思ってみてください。ゲームをしてて、自分が操作しているキャラクターを新しい装備に変えてみた時、それに抵抗を感じたり、周りからの眼を気にしたりとかしますか?あまりしませんよね。

こんな感じで、人生をゲームだと思ってみると、なんかすごく気が軽くなるしフットワークも軽くなる気がしませんか?難しいかもしれませんが、この「ゲーム感覚」が身についてくるとほぼ抵抗なく「介入行動」ができるようになってくるかなと思います。そしたらさっき説明した「介入行動」パートに入ってみてください。

生き方は変えられる。そういった意味で人はいろんな人生を生きられると思うんです、地層みたいに笑。だから、もし今の自分が嫌な時、「ゲーム感覚」と「介入行動」をためしてみてください。

ただ、気を付けてほしいのは、無理しないこと。不快に思ったらやめること。
この方法は一歩間違えれば「周りに合わせて違う自分を演じる」という人間関係のなかで一番ストレスがかかる行為になります。

絶対的な条件は「自主的にはじめて、自分自身が楽しんでいること」。この条件がクリアできてないと感じたらすぐさまやめることをおすすめします。

あ、あと当たり前ですけど人(特に大事な人)を傷つけない範囲でね!その線引きは難しいところですけどそこは探り探り。時には謝り時には弁明し、その辺はアサーションですね。

今回の裏話

今回は、完全にこの「ちひろさん」から来ました。たしか7巻だったと思います。

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ちひろさんはマジで自由の象徴みたいなひとで、けっこう影響受けました。

ぜひぜひよんでみてください!


それでは今日はこの辺で。

この記事があなたの「自分らしさ」の一助になれば幸いです。

      メディア部 たくと

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