愛の花をあなたへ

2023年の紅白歌合戦。

出場していたアイドル全集合のYOASOBI『アイドル』や"けん玉事件"など、見どころ満載であったけれど、誰がなんと言おうと1番の神ステージはあいみょんだと私は思う。

紅白出場5回目となるあいみょんは、2023年上半期連続テレビ小説「らんまん」の主題歌である『愛の花』を歌った。
正直なところ、私は愛の花を聴きすぎて飽きてしまっていたため、あまり期待していなかった。
けれども、あいみょんは大好きなため楽しみにしていた。

可愛いすぎる司会の浜辺美波と、らんまんで主人公を演じた神木隆之介。2人がどのような年月を過ごし、主人公夫妻を演じたかは視聴者側に明かされることはない。
けれども、寿恵子の目線で描かれる『愛の花』をこの紅白で歌うことは、朝ドラを思い出すきっかけになるのはもちろんのこと、今年一年様々なことがあったけれど、最後まで努力し、頑張った私自身を振り返る時にもなったのだ。

心を込めて感謝を込めて、丁寧に歌うあいみょんの先には、涙を流しながら聴く浜辺美波の姿があった。最後のひとフレーズでは、あいみょんが浜辺美波の方を向きながら歌いあげており、紅白を見ている視聴者全員が今、大号泣しているのではないかと思うぐらい感動した。

                   言葉足らずの愛を
                     愛の花を貴方へ

こんなにも人の心を動かせる、
こんなにも沢山の人に愛を届けるあいみょんに
私は尊敬と大きな拍手を送りたいと思う。

明日から再び始まる新しい生活。
恐怖や逃げ出したいくらいの気持ち。
けれども、この想いを持っているのは私だけではないだろう。
みんなそう考えてる。
未来はどうなるかわからない。明日もしかしたら死ぬかもしれないし、何もできなくなるかもしれない。
不確実な未来だからこそ、今私は目の前にある与えられていることをしよう。しなければ。 

なりたい自分になるために
やるべきことをやる。

今年一年"努力"の年になりますよう、特大の希望と愛の花を添えて。

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