どうか、生きることを譲るなよ

今、私はとても辛い。
苦しくて、悔しくて、何もかも捨ててやりたいと思ってしまう。
何をするにも、人から評価をされ、周りの人と常に競い合って生きなければいけないこの世の中。
一人一人みんな違って、さまざまな特性を持っているのに、なぜ順位付けされ、比べられなければいけないのか。

人からひどい言葉をかけられた。
何度も、何度も。
やってもいないことを責められた。
何度も、何度も。
ただ、楽しんでいるだけで怒られた。
何度も、何度も。

人に振り回される人生。
ああ、誰にも振り回されないで、人の目なんか気にしないで自由に生きていればなんて幸せなことだろうに。
心のセメントに次々と落とされた鋭利な石が、固まって心を形づけてしまったようだ。

損得も 忖度も
死ぬ間際に
抱きしめるようなもんかよ
ただ吸って 吐いているだけで
十分ならば 君は苦しまない
【SUPERBEAVER 小さな革命】

本当にそうだよな。
もう死ぬってなったとき、これまであったすべての苦しみや悲しみ、辛かったことなんて比べ物にならないくらいちっぽけで、何にもならないんだよな。
わたしは今、生きている。
ただ吸って 吐いている。
そして、未来に向かって努力している。
十分だよ。それで。

人生100年と言われている今。
大多数が70歳後半までは必ず生きるだろう。
今ある苦しみは、そのほんの一部。
70分の一なんだよ。

何が正解かわからない。
どの道が一番なのかわからない。
故意ではないのに、周りの人を傷つけながら生きていかなければいけない。
だけど、今を辛抱するしかない。

きついよ、苦しいよ。
だけど、わたしの心にある小さな革命を信じて、
歩いて行こうと思う。
明日も生きれますように。