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「発達障害という個性」

「発達障害という個性」
大坪信之著


発達障害児の支援スクールを運営するひとの本ということで読んでみようと思った。

社会人一般、教育関係者、発達障害児かもしれないお子様をお持ちの方、すべての人にお勧めの一冊ということになろうか?。

ポイント
① エジソン、モーツアルト、アンデルセン等偉人には発達障害が多い。「自分の成果や強みをきちんと言葉にして伝えることは成長にとってとても効果的である」
② 発達障害児の潜在能力を引き出す。発達障害の子供たちの生きづらさは幼児期に適切な教育を受けることで解消できる。
③ 脳波を地球の周波数と同じ7.8ヘルツに調整する。この7.8ヘルツというのはα波の状態だ。このα波状態こそ脳が最も力を発揮できる状態なのだ。
④ 今までの日本では、学校も保護者も凸凹の凸部分を削り凹の部分を埋めて凸凹の少ない丸に整えようとされてきました。それに対して凸凹の凹の部分の補修は最低限にとどめて凸の部分を最大限に伸ばすのがこれからの教育のあるべき姿だ。

本書の目次から印象的な言葉をいくつか抜粋するので、気になった言葉があれば是非本書にあたってみてほしい。

●「発達障害」は「障害」ではない
●6歳までがポイント
●発達障害児の未来を左右する幼児期の教育
●脳波を整えれば子供の能力は最大限に引き出せる
●小中学生の6.5% 発達障害児が急速に増えた理由
●療育の受け皿が圧倒的に足りない
●才能豊かな子供たちが「問題児」扱いされている

個性を伸ばすということが大事なのだろう。平均に近い人間をたくさん作るという発想から離れるべきなのかもしれない。


「発達障害は最強の武器である」



「発達障害と言いたがる人たち」


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