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「潜在意識が答えを知っている!」
「潜在意識が答えを知っている!」
マクウェルマルツ著
田中孝顕訳
著者は、アメリカの形成外科医。
1960年に「サイコ=サイバネティクス」のオリジナル版を刊行。
サイコ=サイバネティクス理論というのは、イマジネーションでの体験と現実の体験を人間は区別出来ないということ。
それゆえ、自分がイメージした通りになっていくものなのだ。ということ。
人間の行動の大半は「潜在意識」で行われている。その潜在意識に新しいイメージを注入すると、自己改革ができてしまう。
人間関係の一節があり、そこに、興味をひかれた。
他人から受ける評価/中傷などについつい、傷つけられてしまう、そのひどい事をいう他人を恨んでしまったりするものなのであるが、
そうではないのだ。。。物事の実像に対してではなく、物事について抱くイメージに従って、感じたり行動したりするのが人間なのだ。
ある事を言われたとき、どのように反応するのかは、自分の潜在意識にインプットされた反応方法で無意識に反応してしまっているのだという。
人間は他人の言動よりも、むしろ自分の態度や対応によってこころに傷を負う。気にすべきものは他人ではなく自分の反応なのだ。
人間は、緊張すると怒ったり、不安を覚えたり傷ついて恨んだりする。しかしリラックスして反応をやめると傷つかずにすむのだ。
人間関係というのも、受け取り方しだいなのだろうと改めて感じさせられた。
本書では、人間関係に限らず、もっと、ひろく、人生の成功にむけていろいろ、プラスのイメージでやっていこう的な話もいろいろ書かれているので、、
自己啓発本としても、さらっとよめる良書だと思われます。
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