『失敗図鑑』
『失敗図鑑 すごい人ほどダメだった!』
大野正人著
「中学受験最大の日能研では「教材・全国公開模試」にて採用! 小学生から大人まで楽しめる失敗(しっぱい)が満載!」
小学生向けに書かれた著名人の失敗談。
失敗王と言われるエジソンを筆頭に、カーネルサンダース、夏目漱石、手塚治虫など計22名の小話が、面白く、わかりやすく書かれている。大人が、読んでも十分に楽しめる内容になっている。
天才的な人というのは、いまでは、発達障害に分類されるようなひと達なのだろうなと思った。
恐ろしいほどの集中力を発揮したり、普通のある意味、中途半端な取り組み方では、納得することができず、いろいろなところで、厄介な人間扱いされる。
でも、人って本当は、等しく何らかの才能が与えられているはずなのだろうって思う。
それに気づいて、興味のまま突き進むことが出来た人が、天才なのだろうなあ。
芸術家のなかには、ベートーヴェンやピカソのように、亡くなってから初めて評価される人もいるだろうけど。
なるべく、好きなことだけをして楽しく生きていきたいと改めて思った。
他人事ではあるけど、ドストエフスキーみたいに、ぐうたらで、ギャンブラーで、破産しそうになると、口述で、超大作を作ってしまうような、人生は、破壊的で、カッコよく見えてしまうのだけど。
夏目漱石は、鬱で、自分を見失って、ダラダラしていた時期があって、そんな時に書かれた物語ご、『吾輩は猫である』っていうのも、何か、運命的なものを感じて面白いと思った。
『Yell』いきものがかり
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