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日曜日記(2021.12.26)~テレビっ子なRoomy Days

クリスマスが終わると、次の日にはスーパーの入り口にお正月用品の特設会場が設置される。締め飾りや鏡餅がうず高く積み上げられて、食料品売りでは、完成品のおせち料理が突如姿を現し、売り場の大部分を占める。
こういう季節商品や食材って売れ残ったらどうなるんだろう? 廃棄? 一時期、売れ残った節分の巻き寿司が廃棄される問題がニュースになっていたけど、他の年中行事も同じだよねぇ。全部売れて、みんなのお腹と心を満たしてほしい。

1 年末年始特番をチェック

見たいテレビ番組が目白押し。
最近のドラマは本当に面白い。ハードディスクを空けて待っている。

推しのアイドルのピンナップ写真がほしい娘と、年末年始特番と来季のテレビドラマをチェックしたい私の利害が一致して、久しぶりにTV雑誌を買った。

録画予約した非常に偏った番組リストはこちら。

◆ 岸辺露伴は動かない

◆ 志村けんとドリフの大爆笑物語

◆ 99.9-刑事専門弁護士-

◆ NHK紅白歌合戦

◆ ジャニーズカウントダウン2021→2022

◆ ロッパグラム 転生したら戦時中の喜劇王だった件

◆ グレーテルのかまど スピンオフドラマ~パティシエ・ヘンゼル

◆ 日本最強の城スペシャル(10)

◆ 世界はほしいモノにあふれてる「新春ハワイSP」

◆ 大化改新

◆ 鎌倉幕府サミット2022「源頼朝の死をめぐるミステリー」



◆ ブラタモリ×鶴瓶の家族に乾杯 新春スペシャル2022

【正月時代劇】幕末相棒伝

並べてみたら、ほぼNHKだった。
気になる番組はありましたか? 見終わったら一緒にお話ししましょう!

2 産直でちらし寿司を買ったつもりだったが

今日は車で産直へ。車で行くときは、本気買いのとき。
立派な大根、大玉の白菜、玉ねぎの袋など大きくて重たいものを気兼ねなく、ガンガン買う。ほかにも、ブロッコリーやにんじんも買う。どれも価格が二桁。今日も安すぎる。

ちょうど昼時だったし、娘は模試、夫は外出中と一人の昼食だったので、産直でちらし寿司を買った。

具沢山でおいしそう。
ほら、食べても食べても、酢飯に、たどりつかないくらい具があふれている。
一口、二口……ん? 酢飯が一向に出てこない。

ああ、これ、ちらし寿司の「具」だけだった。

酢飯がない……

冷凍ご飯をチンして、酢を合わせて即席で酢飯を作って、盛りなおした。

今度こそ、ちらし寿司

ところで、徳島のこのあたりのお寿司には「金時豆の甘煮」が入ってます。酸っぱい酢飯の中でほんのり甘い金時豆、意外と合うんですよ。(地元の人でも好みは分かれますが)

余談ですが、お好み焼きにも金時豆の甘煮を入れたりします。私は結構好き。

3 美容院に行った

夏から、じわじわと前髪を伸ばしていた。でも、どうも私の前髪には強情なようで、どんなに横に流しても、形状記憶のように真ん中に戻ってくる。
ヘアワックスやヘアスプレーを使ってみたけど、美容師さんがやるようにはスタイリングできず、どこか野暮ったいし、前髪が邪魔で視界が悪い。
最近では、それがわずらわしくて、しょっちゅうピンで留めていた。
長めの前髪を、すっと横に流して、キリっとした洋服を着る大人のセクシーな女を狙っていたのに、うつむいたり、顔を動かすたびにだらりと前髪が垂れてくる様子は、人生に疲れた人にしか見えない。

「前髪、切っちゃおうかな……」
「せっかく伸ばしたんですし、もうちょっとしたら扱いやすくなりますから、頑張りましょうよ」
「そうやね、じゃあ、もうちょっとがんばろか」
毎回、美容師さんと私の間に、このやり取りが続けられてきた。
でも、もう限界。

前髪、斬りました。もとい、切りました。

いやー、前がよく見えて視界が広い。
目の前のものに集中できる。爽快。

大人の色気のある女スタイルとは、完璧なスタイリング力と手間暇と我慢が必要らしい。努力のたまものだと知った。

4 今週の編み物

こつこつ編んでいるグラニーモチーフ。今週は78枚で、先週より8枚増えた。ほかのものを編んでいたので、こちらに手が回らなかったので増加率低め。
あと3枚で81枚。年内にはつなげる作業に移りたい。

今週は78枚

5 クリスマスの食べすぎをリセット

人間ドックの予約日を、クリスマス後にしてしまうという痛恨のミスを犯した。絶対、結果が悪くなるやないか。
少しでもリセットすべく、産直で買った大根を使って、晩御飯はシンプルにふろふき大根にした。


ゆず味噌は、先月自分で作ったもの。
数日前に仕込んでおいたゆず大根もいい感じに仕上がった。
娘の機嫌をとるため、好物の青椒肉絲も付けた。
ケーキやステーキのあとは、こういうしみじみ飯がいい。

6 「青天を衝け」ロス

大河ドラマ「青天を衝け」が最終回だった。
日本史が好きだけれど、幕末や明治、大正の近代は、ほかの時代より知識が浅い。新選組や坂本龍馬、西郷隆盛は知っているけど、徳川慶喜がなぜ大政奉還したのかとか、慶喜本人やその周辺のことを知らなかった。慶喜の側近で、渋沢栄一を慶喜方に引き込んだ平岡円四郎(堤真一)なんて、むちゃくちゃかっこいい。こんないい人どこに隠してたの?!(思わず、中島みゆきが出ちゃう)

それに、近代日本の経済を誰が作ったかなんて考えたこともなかった。電気もガスも水道も地下鉄も銀行も、生まれたときから当たり前にあったもの。

渋沢栄一は「生きた」人だった。かつて敵だと信じていた人に仕えてでも、生きることを選んだ。生き抜いて、世の中の役に立ち、次代にパトンを渡していくことが彼の天命だったんだなというのが私の感想。薄っぺらいけど。
そのバトンは、現代の私たちに託されている。
「みんながうれしいのが一番だで」栄一の母は栄一にそう教えた。
おまえは「みんなのうれしい」に貢献できているかと、問われた気がした最終回だった。

約1年、渋沢栄一の人生とともに幕末から時代がどんなふうに流れてきたのかが、ぼんやりとつかめてきた。
このドラマは渋沢栄一から見た明治維新だったけれど、多分違う人物の目から見たら、また大政奉還も尊王攘夷も違ったものに見えるのだろう。
幕末、明治の時代小説も読んでみたくなった。

今回が2021年最後の日曜日記。
次は、お正月にお会いしましょう。
皆さま、よいお年をお迎えください。


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