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日曜日記(2021.12.19)~寒い日のRoomy Days

年に1、2度しか雪の降らない所に住んでいる。それもうっすら積もる程度。
しぐれ雨はよく降るので、むしろ早朝の道路の凍結のほうが心配。
降雪がレアケースなので、金曜の午後、強い風の中に白いものが少しだけちらついたような気がして、ちょっとテンションが上がった。

いよいよ、本格的な冬の到来。
そんな日曜日の日記。

1 チュチュアンナの靴下がすごい


秋口に、「毛布のように暖かい靴下」のうたい文句に惹かれて買っておいた。ついに、日曜の朝、履いた。

どうしてもっと早くに下さなかったのだろう!

本当に足に毛布を巻いているような暖かさだし、なめらかでふんわりと包まれた感じがとても心地よい。以前、お値段もお高めの「極暖」系の靴下を履いたことがあるが、2重になった生地が分厚すぎて足の裏の感覚が鈍った。そのせいで階段を3段踏み外し、足の親指を骨折したことがある。
このチュチュアンナのこの靴下は、ふつうの靴下と変わらない厚みで、暖かさは倍以上だった。足の裏の感覚もちゃんとあって、注意散漫な私にはありがたい。
3足1000円。お値段以上の快適さ。

娘の分と、私の追加分、買い足しに行こうと思う。


2 おいしいものしかないの

友人と共同で通販した、栃尾揚げ。

https://www.matsubei.co.jp/

先週は、素の油揚げを焼いて食べたのだけど、今週は味噌漬けを食べた。

トースターで味噌を少しあぶった。油揚げなのに食べ応え満点。
ただ、味噌が少ししょっぱく感じたので、先週の素の油揚げのほうが好みかな。

「ルミさんのnote、おいしそうなものが多いですね」とよく言っていただく。
はい、食い意地がはっているので、おいしいものを探求しております。でも、本当は、家にずっと籠っているので、食べることくらいしか変化するものがないというのもあるんですよね……

3 LEDキャンドルを買った

土曜の午後、アクタスのセールに行った。
セール前から目をつけていたのがLEDキャンドル。

筒の部分が少しざらついている。シリコンなんかな? かなり本物に似ている。炎も時々揺らぐ。
日曜の夜に、とてもよい。

4 サーモンのトルティージャで晩御飯

先日、みんなの姉さん、ハルコさんのトルティージャ祭りに参加させていただいた。企画は大盛況だったそうで、100枚以上のトルティージャ写真が集まったそうです。

https://note.com/viveahora/n/n2e8b0e858396

その有終の美を飾ったのは、あの作家辻仁成さんが編集するウェブマガジンにハルコさんのトルティージャ記事が掲載されるという快挙!
すばらしい、本当にすばらしいラストでした。

辻先生がツイートされてて、ハルコさんのトルティージャは、noteを飛び出して全世界へ!

ハルコさんのこの記事には、サーモンとチーズのトルティージャが紹介されている。こんな究極の隠し玉があったなんて!
トルティージャ祭りであれほど多種多様なトルティージャが生まれたのに、まだまだ出てくる。トルティージャはブラックホールなん?! いや、逆やな。もはや、ホワイトホールか?!

あまりに美味しそうだったので、朝ごはんにいつものトルティージャをガマンして、夕食に作ってみた。

玉ねぎとサーモンの身、チーズ、ディルを卵の黄色い海に放ち、再びフライパンで焼くと小さな太陽が出来上がる。

サーモン、買ってきました。

ヤギのチーズは手に入らないので、とろけるチーズで代用。あと、ディルはフェンネルに変更。のっけからレシピを無視しているけれど、許されるのがトルティージャである。
レンチンしたサーモンをほぐして、卵と玉ねぎ、チーズと一緒に焼いた。
はい、どん。

フェンネルのさわやかな香りがする、ちょっと大人のトルティージャ。美味しかったです。簡単すぎるのに、おしゃれな一品になった。
辻仁成先生も作ったかしら?


5 編み物しながら、映画を3本見た

編み物片手に映画鑑賞。

1本目。

数年前に録画した「舟を編む
辞書を作るってこんなに時間と手間がかかるのかと思い知らされる。
言葉を集め、選び、まとめる作業に15年。
大きな事件はおきない。淡々と、まじめくんが辞書を作り続ける。
海に沈むような独特の空気感は、原作のままでよかった。


2本目。
「プラダを着た悪魔」
舟を編むを見ていたら、リビングに娘がやってきたので、そちらを中断して、娘も見そうな映画に変更。
「アン・ハサウェイ、めっちゃかわいいー。洋服がおしゃれー!」と声を上げたので、チョイスは正解だった。いや、ほんとにかわいい、アン・ハサウェイ。

久しぶりに見たら、アンが演じる、賢くて若いアシスタントのアンドレアより、メリル・ストリープが演じる鬼編集長ミランダのほうに心が寄っているのが分かる。年を重ねて、鬼の顔の下に必死で弱点や甘い感情を隠して、ファッション業界のトップに立ち続けているのだと理解するし、足元にも及ばないが、自分もそうしているところがあることに気づいた。

3本目。
ブラック校則

こちらは、娘が見始めたから、一緒に見た。
娘の推しの、SexyZoneの佐藤勝利くんと、King&Princeの高橋海人君がでていた。
一見、おかしな校則に反発する高校生たちの物語だけれど、それよりなにより、この学校が人間不信製造機のようだった。体育教師に毎朝校門で「お前たちはバカだ」と罵倒しつづけられて、自己肯定感を保ち続けられるわけがない。外国人労働者に偏見の目を向ける教師から多様性を学べるはずがない。校則を守るためなら、生徒の人生をめちゃくちゃにして良心が痛まない人間から、思いやりや優しさを学べるはずがない。
映画のラストは青春群像劇らしい、実に都合のいいハッピーエンドだったが、私はちょっと絶望的な気分になった。

気を取り直し、途中になっていた「舟を編む」に戻って、辞書編纂にまい進する人に希望を必死で探した。あってよかった。

6 そろそろ完成

映画でところどころ暗い気持ちになりながらも、手は動かす。
ついに70枚になった。

先週は58枚
今週は70枚

あと2枚編めば、72枚で、8×9の長方形になる。
さてここで終わるか。
でも、81枚まで行けば、9×9の正方形。長方形より正方形が整っている気がして好きだから、81枚目指して、もうちょっと頑張ります。

7 新しいニット小物たち

モチーフを編む合間に、ほかのものを編んでいる。
長めのアームウォーマー。

配色も編み方も自由に編んで楽しい。手首はもこもこに、手のひらは平らに編んでみる。もこもこのところが予想以上に暖かい。自分で使うものだし、左右で柄も模様も違っていいんじゃないかな。
いつもお手本の真似ばかりする自分が、こんなふうに自由にモノを作ったのは、子供のとき以来かもしれない。

クリスマスが近いので、手のひらサイズのミニソックスを編んでみた。
一番小さい3号のかぎ針編みで、ちまちまと細編み。
サンタさん、チョコ1個でいいから入れてくれないかしら?

ウォーキングに出たものの、雨が降ってきて、結局一日家に閉じこもっていた。おしりがリビングのソファにくっつきそう。当たり前だけど、体重は全然減らない。

次回は2021年最後の日曜日。ではまた来週の日曜日記でお会いしましょう。

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