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即席いちごジャムで朝ごはん

今日の朝ごはんもトーストだった。
先週の日曜に、実家の母が食パンを2袋も持ってきてくれた。同じ町内の天然酵母で作るパンが人気のお店のもの。胚芽パンとイギリス食パン。
だから、今週はずっと朝ごはんにパンを食べている。

それに添えるのは、目玉焼き。
スクランブルエッグとか、ポーチドエッグとか、しゃれたものを作りたいが、寒さと眠気のせいで布団から出られない。だからいつも時間がない。

だんだんとパンに飽きてきた木曜日。
冷蔵庫を開けると、残り少なくなったイチゴがあった。
真っ先に頭に浮かんだのが、「いちごジャム」
たぶん、昨夜、「きのう、何食べた?」の著者、よしながふみ先生のインタビュー記事に「いちごジャムの回の評判がよく驚いた」とあり、シロさんがいちごジャムを作っているコマが掲載されていたのを見たからだ。
ありがとうシロさん。

とはいえ、シロさんのように時間をかけていちごジャムを煮る時間はない。
こういうときは、電子レンジ。即席のいちごジャムを作る。

洗ったイチゴ数個を耐熱容器に入れ、砂糖を振りかけて、ふわっとラップをしてレンジで3分。
イチゴから出た赤い水分が、ぶくぶくと泡だっている。容器が熱いのでやけどに注意しながら、レンジから出すと、イチゴの香りがキッチンに漂う。
レンチンの即席イチゴジャムは、水分が煮詰まっていないのでサラサラしている。
ピピピ……とオーブントースターが鳴って、パンが焼けた。
今日の目玉焼きは半熟よりちょっと固め。

トーストに、とろとろになったイチゴと、さらさらのソースをかける。
ほどよく水分が蒸発したトーストに、イチゴのソースがしみこんでいく。

トーストを口に持っていくと、イチゴの香りが鼻をくすぐった。
カリッと音を立ててかじる。トーストより熱いイチゴジャムが口に流れ込んでくる。イチゴソースをまとったトーストは柔らかくて、甘い。

器に残ったイチゴジャムを、ゴムべらですくい取って、全部トーストにかけた。

ごちそうさまでした。

春になったら、シロさんみたいに、大量のイチゴをジャムにしよう。

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