謝辞
こんな通知が届きました。
noteを始めて3年半、500本目の投稿を知らせる通知でした。
文章の1000本ノックだ! と始めたnote。
noteを勧めてくれたのは、夫でした。
文章の練習の場所が欲しいと、夫に漏らしたところ、
「最近、noteっていうのが人気らしいよ。ブログのように荒れたりしないみたい。みんなで褒め合ったりして、気持ちよく文章が書けるらしいよ」
みんなが褒め合う?
荒れない?
昨今のネットの状況を見て、そんなプラットフォームが本当にあるのだろうか、半信半疑でした。
「書いている人も、良識のある人が多いんだってよ」
え、それって、今、流行りの「意識高い系」では?
そんなところで、書き始めて1年のペーペーの私の文章なんか読まれるはずないやん。むしろ、バカにされやしないか。
「そんなことないと思うけど。むしろnoteはルミさんに合ってると、僕は思うけどなあ」
うーん、どうしよう。
どんなことでもロジカルに考える理系夫の意見は、私のいい加減なヒラメキより正しいことが多いのも事実。
ちょうどそのころ、ちょっとレベルの高いライティング講座に入会して悪戦苦闘していて、選ばれる文章を書くことが辛くなっていた時期でした。もっと自由に好きなように書いたものをどこかで公開したい気持ちがありました。
本当に、けなされないのなら、noteではじめてみようか。
どうせ最初はだれも読まないだろうし、知り合い数人にアカウントを知らせて、読んでもらえたらそれでいいか。
そうして書いたのが、この1本目です。
ああ、読み返すと、あまりに下手。
ほかの人のnoteもたくさん読みました。
フォローもして、勇気を出してスキも付けました。
当時はまだ、ユーザーが少なかったこともあって、スキをつけた人が読みに来てくださることもあり、私のnoteにも、スキが1つ、2つと付きました。
ライティング講座の受講生以外の知らない人が、自分の文章を最後まで読んでくれたことが、とてもうれしくて、感動しました。
気負った文章じゃなくても、読んでくれる人がいる。ライティング講座のようにジャッジされない世界の居心地のよさにハマりました。
noteを始めた2018年3月に投稿した記事は6記事。いまだにそのほとんど、PV数は2桁、スキは1桁です。それでもうれしかったな。
たった一つのスキで、明日もまた書こうと思えました。
ここまで続けてこられたのは、読んでくださる方がいらっしゃるからです。
本当に誰も読んでくれる人がいなかったら、もうとうの昔にやめていたと思います。
そしてありがたいことに、否定的なコメントを頂いたことがありません。
noteは荒れない。
夫が勧めてくれた理由の一つ。
ネット上での身バレや批判はすごく怖いです。
もちろん、自分の意見を述べる以上、同意されない方がいることは理解しています。でも、そうだとしても、黙ってスルーしてくださるnoteの街の皆さんのやさしさや、運営の方の努力に本当に感謝しています。
生きにくい世の中で、好きなことを好きに語れるということのサードプレイスがあることは、どんなに幸せなことでしょう。
まだ、目標の1000本の半分を超えたところ。
次のバッジは、750本でもらえるそうです。
そこを目指して、これからも、もっと皆さんが楽しんでくださるものを書けるよう努力していきますので、引き続き、よろしくお願いします。
サポートいただけると、明日への励みなります。