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新しいカテゴリーが生まれていました #本棚をさらし合おう

心の友・あきらとさんが、久々に企画を立ててくれました。

「#本棚をさらし合おう」の第2弾!

前回の参加させていただいたのが、2019年10月15日。あの感染症の「コ」の字もなかった2019年が、遠い昔のよう。第2回のnote酒場の直後でした。

企画に参加するにあたり、本棚を大々的に棚卸ししたところ、前回と違うジャンルが生まれていることに気が付きました。
たかが2年、されど2年。
私の頭の中は、大きく変化していたようです。

その全貌を紹介させてください。

1 旅行

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仕事以外で、一人で県外に出かけるようになったのは、つい最近のこと。
それなのに、感染症のせいで、またどこへも出かけられなくなりました。
せめてものなぐさめにと、旅行エッセイを読んだり、旅行雑誌を定期購読したりしています。

「ひととき」という雑誌、なかなかいいです。定期購読中。
京都や奈良がよく取り上げられていて、歴史好き、京都好きにはたまらない企画がたくさん。この雑誌、JR東海が出しているそうです。
noteもいつも面白く読ませてもらっています。
Googleマップに行きたい所の旗が増えます。

旅行したいなあ。死ぬまでに47都道府県、全部行きたい。
とりあえず、この本で予習中。

移動や宿泊、食事、お土産にかかった費用を全部記録していてすごい。(そして結構な高額でした)やっぱ、飛行機代は大きいようです。

旅行欲が上がりすぎて、思い余って「#本で旅する」noteを書いたりしてましたね。

最近はYouTubeにもお世話になってます。

あと、空港が舞台の小説が最近のブームです。
でも、あまりないんですよね。

買い戻したい本、「あぽやん」

2 ダイエット

ダイエットや健康が気になるお年頃のアラフィフです。
特に気を付けるようになったのは40代になってから。
意外と20代、30代のころより、今のほうが体調がいいかもしれません。
いろんなダイエット本や健康本に手を出しましたが、ここに残っているのは、厳しい選抜を勝ち抜いたバイブル的な本たち。

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「うつぬけ」は、うつを乗り越えた方々の体験を描いたエッセイマンガです。メンタルが落ちて辛かったころに読んで、どの自己啓発、心理系の本より癒されました。やはり、体験から生まれる言葉にかなうものはありません。


3 インテリア

家にいる時間が長くなったせいか、インテリアが気になります。
リビングの模様替えをしたり、ソファを捨てたり、ドアの傷を直したり、鉢植えの植え替えをしたりと、家の中や外を整えることに興味が湧いてきました。

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本棚の奥に眠っていたインテリア本。

この本にある小さなアイデアが、インテリアを急に垢抜けさせてくれるから不思議です。


こちらはインテリアショップ「ACTUS」の社員さんのお家のインテリアを紹介した本。
真似したいお部屋がたくさん。


今度の休日に、ゆっくり読み返そうと思います。

高価な家具を買うのはもちろん、小さなインテリアにお金をかけることにも抵抗があったんです。
パン祭りの景品や100円ショップのお皿でも料理の味は変わらないし、収納できれば段ボールでもいい。人間、どんな空間で生きたって、死んだらどうせ一緒だとさえ思っていました。
でも、自分や家族のいる空間を整えるって、自分や家族の「心」や「今」を大事にしてるってことなんだと、最近やっと気がつきました。(遅い)

お片付けのメソッドもいろいろありますが、一番しっくりきたのは、やはり「こんまりメソッド」でした。


4 原作本


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映画やドラマを見終えると、原作本が欲しくなります。
役を演じた俳優さんの姿形で、物語を脳内再生するのが楽しいんです。脳が喜びます。
逆に、好きな本が映像化されることもあります。
こちらは公開されるまでワクワクがとまりません。
(ときどき、映画と原作のギャップにショックを受けることもありますが……)

最近の再読決定本はこちら。
9月23日公開「総理の夫」

推しの田中圭が表紙になった新装版を買って、再読待機中。

10月29日公開予定、「そして、バトンは渡された」

こちらも既に持っていますが、田中圭が載っている新装版を買い直したい衝動を抑えきれない。多分、映画を見たら、書店で買って帰ってると思う。

それから、原作本の延長かもしれませんが、最近は好きなドラマはシナリオ本があれば買っています。脳内再生のリアリティが加速します。好きなシーンだけエンドレスリピートできますよ。

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夫から聞いた話だけど、高校時代の体育の先生が男子を前に「AVより官能小説を読んだほうがいい」とおっしゃったそうだが、先生の意見、間違ってないと思う。

5 タイムトラベル

まだ3冊ですが、お気に入りです。
左の2冊は、一度、手放してしまったのを、探し回って買いもどしました。

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「夏への扉」は、山﨑賢人くん主演で映画化され、見に行ってよかったので買いました(つまり原作本)
知りませんでしたが、原作はタイムトラベル小説の古典中の古典のような小説。さすが、タイムトラベルと人間の冷凍睡眠をうまく組み合わせて、違和感なく物語が進みます。

6 心のおもむくまま

好きな作家だからとか、人気だからとか、そういうの全部忘れて、ただただ「面白そうだな」と手に取った本たち。

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中でも、異彩を放つのが「戒名探偵卒塔婆くん」
戒名の謎を解く推理小説なんて、今まであったかしら?
墓石に刻まれた戒名の由来から最近のお寺事情まで、とても興味深く読みました。頭脳明晰でちょっと世間とズレてる「卒塔婆くん」と、しごくまっとうな凡人の「春馬」コンビが、シャーロックホームズとワトソンみたいでいい。

作者の高殿円さんは、ニッチな世界を物語にするのがうまい。
特別国税専門官が主人公の「トッカン」(井上真央主演でドラマ化されました)

大手百貨店の「外商」を舞台にした「上流階級」(未読)

一方で、まじめな歴史ものも書かれる。ジャンルの幅がすごく広い作家さん。どの作品も大好き。

胸きゅんする、歴史ものもあります。

書いてたら、高殿さんの本が読みたくなってきて困る。

7 noteで知り合った方々の

2年前のnote酒場をきっかけに、noteで知り合った方との親交がより深くなった気がします。その中で、皆さんの書いたものを紙の本で手に取らせていただく機会が増えました。
どれも趣向を凝らした素敵な、本やお話。
1点ものだから、これからも大事にします。

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私も同人誌が作りたいなあ。
学生時代に文芸部の子が、文化祭に合わせて部誌を作っていたのがうらやましかったんですよね。

あきらとさん、2年ぶりのこの企画、ありがとうございました!
おかげで、自分の脳内も棚卸しできました。
写真を撮るためにひっぱり出した本を一つ一つしまいながら、本棚の本の並びを大きく変えました。今の心境にとてもマッチした良い本棚になりました。

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本棚は心をうつす鏡。

ほかの方の本棚も楽しみです。

現場からは以上でーーす!




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