見出し画像

むしろ40代以降の人に使ってほしいAppleWatch

仕事中にApple Watch6の充電が切れた。

毎晩、充電している。今朝起きて、着けたときはフル充電だったのに、午後5時ごろ、画面が真っ暗になった。今まで充電が切れたことなど一度もなかったのに…… どうしちゃったんだろう。

それにしても、Apple Watchがない生活、めっちゃ不便。
無意識に腕に目がいって、真っ暗な小さい画面を何回も見つめてはがっかり。

今年の1月末に買って7か月、すっかりお世話になっている。
うっかり体質で忘れっぽいのに、仕事とか家事とか、わりと小忙しくしているアラフィフ女とApple Watchとの暮らしはこんなふう。

1 当たり前だけど、時計機能

Apple「Watch(ウオッチ)」だけに、時計である。
もちろん、スマホと同じように小さな画面に時計の針や数字が表示されるだけなんだけど、何が楽しいって、文字盤がTPOに合わせて変えられること。

iPhone上で、スマホの壁紙を変えるみたいに、文字盤をカスタマイズできる。3種類の文字盤を作った。好きな画像が時間で変わる文字盤、会議とか真面目なシチュエーションで使う用のシンプルな文字盤、ウォーキング用の歩数や天気、紫外線指数が表示される文字盤。それを、状況に応じてくるくる使い分けている。
好みのデザインにできるから楽しいし、いつでも変えられて飽きないし、好きなイラストが目に入って気分が上がる。

画像1

2 リマインダー機能で買い忘れを減らした

例えば、料理の最中に料理酒が切れたとしよう。
でも、フライパンと菜箸を持っていて手が離せない。料理って1秒で変化するから、悠長にペンを持ってメモしたりできないし、後でスマホのメモに入れようと思っているのに、料理ができたころには忘れてる。

「Hey,Siri! 買い物リストに『料理酒』と書いて」
と、AppleWatchに話しかければ、リマインダーの「買い物リスト」に追記してくれる。「クミン」を「区民」に誤変換するのは、まあ、ご愛敬。
もちろん、iPhoneに直接話しかければいいんだけれど、料理中にスマホを触ると、うっかり鍋の中に落としそうなので、近くに置かないことにしている。腕にAppleWatchがあって本当に助かっている。

3 TO DOのお知らせ機能で、体、快調

頑固な便秘を解消するために、毎日3回、酸化マグネシウムと漢方薬を飲んでいる。飲み忘れるとたちまち便秘になって、お腹が激しく痛くなったり、気分が悪くなったりするから、薬は手放せない。
でも、忘れっぽいので、ご飯を食べてすぐほかのことに取りかかると、薬を飲むのを忘れる。
そこで、iPhoneのリマインダーのTO DOリストに「薬を飲む」と書いて、朝昼晩と飲む時間を設定している。
時間がくると「薬を飲む」とAppleWatchに表示される。
飲めば「実行済み」を押す。もう少し後で飲みたいときは「1時間後に再通知」を選択すると、1時間後にもう一度通知してくれる。
おかげで、薬の飲み忘れがぐんと減った(それでも忘れるときはあるけど、回数は大幅に減った)

4 メールやLINEの通知を見逃さない

「すぐに迎えに来て」「いつ帰る?」「これ、買おうか?」なんて家族とのやりとりは、素早い返信が必要なことが多い。
メールやLINEが来ると、Applewatchがお知らせしてくれる。おかげで、バッグに入れっぱなしにして「ママのLINEに既読がつかない!」と家族に怒られることがなくなった。iPhoneとApplewatchはBluetoothでつながっているので、iPhoneから少し離れたところにいても、通知が届くのも、とても助かる。

LINEならApplewatchで定型文を登録して、簡単な返信ができる。汎用性の高い言葉を設定しておくと、スマホを起動してメッセージを入力しなくても、最低限のコミュニケーションができちゃう。
私は、「OK」「はい」「よろしく」「ありがとう」「良き」「ちょっと待って」「あとで連絡します」の7つを設定していて、家族への返事の8割はこれでまかなえている。

ちなみに、メルカリが売れたときも通知するようにしているので、取引がとてもスムーズ。

5 運動させてくれる

歩数計ならiPhoneにも入っているけれど、仕事中や家事中、デカいiPhone11を持ち歩いて歩数をカウントするのは難しい。そこで、Applewatchが、iPhoneがないときでも歩数をカウントしてくれて、iPhoneのヘルスケアに書き込んでくれる。Applewatchを着けるようになって、仕事中のちょこちょこ歩きも結構な歩数になるということを知った。

また、1時間に1回椅子から立ち上がる「スタンド」、1日の消費カロリー「ムーブ」、早歩き以上の30分以上の運動時間「エクササイズ」をクリアすると、画面上に「リング」という輪っかが完成する。
あと少しで輪っかが丸くつながると思うと、ちょっと早足で歩いたり、立ち上がったりしたくなるのが人情。
なんとも、うまいこと作ってある。

また、ウオーキング中にSpotifyを聴くのだけど、曲を止めたり、再生したり、飛ばしたりするのも、手元のApplewatchからできて便利。

6 感染症対策「手洗い」機能

「おうちに帰ったら手洗いをしましょう」
と、子供のころから言われていたけど、それがこんなに大事だったのかと痛感している今日この頃。
世相を反映して搭載されたか、位置情報をオンにしておくと、自宅に帰りつくと、すぐさまAppleWatchが「手を洗いましょう」と言ってくれる。
手を洗うときも、ハンドソープをつけて手をこすり合わせること20秒、カウントダウンしてくれる。
不思議なことに、手を洗っている間だけカウントダウンは進み、洗うのを止めると「あと少しです」と表示される。一体、どんな仕組みなのだろう……

7  命を守る機能

信頼性は定かでないけど、血中酸素濃度、心拍数、心電図、を測る機能がついてる。あと、1日数回、深呼吸するようにお知らせしてくれて、Apple Watchの振動に合わせて吸ったり吐いたり深呼吸できる仕組み(仕事中、気分転換にするために時々使っている)

ほかにも、アプリを入れれば、睡眠の量と質を計測してくれたり、生理周期を教えてくれたりもするらしい。

使わないに越したことはないけれど、万が一、転んで意識をなくしたら(つまり動きがなかったら)自動的に通報してくれる機能があるらしい。


スマートウオッチはたくさん売られているけど、AppleWatchにした決め手の一つはこれ。夜に一人ウォーキングをするので、もし万が一、意識をなくして転倒したらと不安だったから。AppleWatchにしてからは、もし、何かあれば119番して、夫に連絡がいくようになっているから少し安心。(ちゃんと機能するか確かめようがないのだけれど)

これ、一人暮らしの人にもいいかもしれない。

 まとめ

おかげさまで大きな問題もなく、毎日、せわしなく暮らしている。だから、できれば、習慣や小さな買い物リストに煩わされず、もっと、好きなことや、やりたいこと、やるべきことに脳みそのリソースを使いたい。
だけど、40代も半ばを過ぎ、だんだんと脳も体が衰えてくるのに反比例して、覚えておくこと、やるべきこと、考えないといけないことは、日々増えているような気がする。マルチタスクができればいいけど、私にその能力はないことは40数年生きてきて、十分分かっている。
体も、若いころのようにはいかなくて、心がけて動かさないとすぐに筋肉が固くなって肩こりや頭痛を起こすし、ちょっと食べると体重は増えるし、体が重くなって気持ちも重くなる。いまは感染症も怖い。

でも、AppleWatchとiPhoneのおかげで、どうにか習慣が保たれていて、少ない私の脳みそのリソースを有効に使えているみたい。
老化によって失われていく部分をこういう機器で補いながら、いつまでもいきいきと暮らせたらいいなと思っている。

AppleWatch、若い人や運動する人が使うイメージだけど、むしろ40代以降の体の衰えを感じ始めている人が使うといいんじゃないかな。

(充電の不具合は、再起動したら直ったみたいで、一安心)

この記事が参加している募集

買ってよかったもの

サポートいただけると、明日への励みなります。