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日曜日記(2023.7.9)

1 久しぶりの体調不良

土曜の午後から、ちょっと調子が悪かった。
土曜の午前中は、いつもの喫茶店で朝ごはんを食べ、夫を連れて車を走らせ、家から1時間ほどの山の街へすだちを買いにいく元気があった。
しかし、帰ってきたらどうだ。
急に体が重くなって、動けなくなってしまった。
午後はゴロゴロと本を読んだりネットをしたりしてやり過ごす。
食欲もない。
楽しみに買っておいた白ワインも飲めずじまい。
原因は、平日の疲労と深夜の夕食、それから便秘。
体は、頭では気づかないストレスを教えてくれる。私の場合はそれは胃腸の不具合になって如実に現れる。
自分の仕事の進捗状況や、金曜の帰り際に部下から受けた仕事の相談がずっと心の隅に引っかかっている。それから、家族内のあれこれも。
今、考えても仕方ないと思うけど、つい考えてしまう。めんどくさいことこの上なし。

そんなこんなで土曜の夜、ストレスと肩こりの解消にとヨガをして寝たら、なんと今朝、上半身が筋肉痛。息をするのも苦しい。
それでもお腹は空く(ような気がする)ので、朝ごはんは食べる。

  チーズパンと目玉焼きと焼き野菜

2 限界達して、マッサージに行く

午前中、家事を全部ほっぽり出して、noteを書いたり、リビングでゴロゴロしたりして、だるさをやり過ごそうと努めたが、全く効果なし。
月曜からまた忙しいので、ここでなんとかせねばと、すがる気持ちで、行きつけの鍼灸マッサージへ電話。このお店、最近じわじわと人気が出てきて、なかなか予約が取れない。月曜になるのを覚悟で電話したら、
「今なら空いてます」
おおっと、ツキが回ってきたか。
「今、すぐに行きます!」
ダッシュで着替えて、マッサージ店へ。
「肩甲骨、頭の付け根、背中、全部凝り固まってますねえ」
との診断。先生が背骨の真ん中を軽く押すと激痛が走る。
「ここ、胃腸と神経がつながっているところなんですけど、かなり固まってますね」
先生、ご明察。
上半身をくまなくマッサージ、鍼を打ってもらう。
帰り道、深呼吸ができた。そして、最大級のゲップが出た。(汚くてすみません)胃と腸がぐるぐると音を立てて動き出す。それだけで、ちょっと元気になった気がした。

3 たそがれるカエル 

田舎に住んでいながら、虫も爬虫類も苦手、カエルもちょっと気持ち悪いと思うのだが、今日のこの「たそがれるカエル」は可愛いなと思った次第。

息子が小学生のころに詠んだ俳句、
「アマガエル、庭からぼくを見つめてる」
を思い出して、たそがれる。

小さなカエル🐸

3 偶然の産物

田んぼの稲が青々としていたので、カメラでパシャリ。
シャッターを切ったとき、カメラの前を風のように横切った鳥が、上手い具合に写り込んでいた。

何の鳥かとGoogleレンズに聞いてみたが、あまりにいろんな選択肢を返してくれたため、結局分からずじまい。

4 東京ベストセラーズにランクインした本を買う

日曜日の新聞には書評欄があって、毎週楽しみにしている。ただ、書評を読むと全部欲しくなるからいけない。Amazonのウィッシュリストが毎週伸びる。
そのコーナーの右端に「東京ベストセラーズ」という欄がある。都内での本の売れ筋ランキング。なぜここ徳島のランキングじゃないのかという疑問はさておいて、こちらも一応毎週チェックする。
ラノベやアイドルの写真集がランクインしている週もあるけど、たいていはビジネス書と健康本で埋め尽くされている。「東京には意識の高い人が多いんだなあ」と目を細めて見ている。

先週だったか、その中に異色の一冊を見つけた。 

タイトルは、「言語の本質」

言語の本がランクインするなんて見たことない。
でも疑問はすぐ解決。
著者は今井むつみ先生。
今井先生は、発達心理学の専門家だ。子どもの言語発達について研究されている方。
なぜ私が発達心理学の先生を知っているかといえば、大好きなYouTube番組「ゆる言語学ラジオ」にゲスト出演されていたから。なんでも、パーソナリティの水野さんが今井さんの大ファンなのだそう。
そして、その回がめちゃくちゃ興味深くて面白かった。
子どもの言い間違いの裏には、子どもたちの「話したい」「コミュニケーションしたい」気持ちの汗と涙の結晶なのだと知って感動した。
子育て中の人、必見。我が子の言い間違いが全部尊く見えます。

今日、近所の書店に寄ったら平積みされていた。そして最後の一冊。
買うよね。

内容がまた面白い。
世界中にオノマトペはあるけれど、母語話者じゃないと理解できないという不思議。特に日本語にはオノマトペが多くて、日本語学習者にはとても難しいらしい。そのオノマトペをスタートに言語の本質を探る内容。
書くと難しげだけど、とても読みやすく、内容が濃い。
わくわくしながら、読み進めているところ。

私と同じように「ゆる言語学ラジオ」から今井先生を知って本を買った人がたくさんいて、東京ベストセラーズのランキングを塗り替えたというのが、また、すごい。
昔、テレビで「○○を食べたら痩せる!」と紹介されたら、スーパーからその食材が消えたなんて呆れた事件があったけど、こういう文化の拡散はどんどん起きればいいと思う。

おとなりは、銀色夏生さんの手料理写真記録本。

5 梅雨もそろそろ開けそうなので

他県では、線状降水帯が発生して大雨になっている所もあるようで、どうかそこの皆さんにはご無事でいてほしいと願うばかり。
天気予報を確認すると、こちらではこの先晴れの日が続くらしい。
そろそろ梅雨も終わりかなと思う今日この頃。
雨の季節の名残を惜しみたくて、産直で紫陽花を買った。
切り花では、上手く花が咲かないところが辛いところだけど。

6 体をいたわる晩ごはん

買い物に行く気力はなく、とりあえず冷蔵庫にあるもので作った。

◆レンチンしたとうもろこし
実家からもらってきた皮付きのとうもろこし。
母の教えに従い、皮のまま、電子レンジで7分。とうもろこしの甘い香りが漂ってきたらできあがり。
水でゆでるよりも、ラップをしてレンチンするのより、ずっと甘くてジューシーに仕上がる。

◆ナスの甘酢
インスタで見つけたレシピ。
お酢が嫌いな夫もパクパク食べた。2人でナス3本いった。


7 草野心平の詩が判明した

昨日書いたnoteで小学校の教科書で読んだ草野心平さんの詩が何だったか思い出せないと書いた。
試しに調べてみたら、面白いサイトを見つけた。

光村図書の国語の教科書の内容を検索できるデータベース。
「教科書クロニクル」
生年月日を入力すると、その世代の小学校の教科書の一覧が見られる。ついでに小学校入学年と卒業年に起きた世界の出来事まで表示してくれる。

そこで分かった。

草野心平の詩は「春の歌」だった。
小学4年生の国語の教科書上巻に収録されていた(らしい)。

土から飛び出したカエルと、春を表すオノマトペが楽しい詩だった。

カエルとオノマトペ。
あれ、さっきもその話をしたような・・・・・・

では、また来週の日曜日記でお会いしましょう。

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