エンブレイサブル80年代フュージョン
ダジャレ脳が引き起こしている、懐かしの音楽の連鎖記憶。今夜はこれがでてきた。いまはざくりと検索すれば曲にたどり着けるのでありがたい。
1984年の渡辺貞夫のアルバムから、 "Fire Fly"
イントロからして、懐かしい80年代「フュージョン」。ベースがボンボンボンボンの4ビートのジャズから、もっとビートが複雑でタカタカ.........の16ビートに発展させた感じで、曲もポップな感じ。でもちゃんとアドリブを展開してくれる。
これ、昨日の Just the Two of Us クリスタルの恋人からの連想。イントロでのっけからキーボードが(当時はシンセサイザーと呼んでいた?)琴みたいな音の後にガムランみたいな音でバッキングとか、いやー80年代、スキーのリフトに乗って聴きたいという感じ。このアルバムはたしかレコードで買って、カセットテープにコピーしたのを車のカーステで何度も何度もかけて聴いていた、ドライブソングでもあった。
さて次に、お暇なかたは、上の1分30秒あたりから始まるナベサダのアドリブソロを聞いてみてください。
そうなんです、ナベサダは、チャーリー・パーカーの Embraceable You のアドリブというか彼の作曲の曲のように親しまれるようになったフレーズをここで引用してソロを始めてるんですね。
ナベサダのパーカー愛が溢れているような、切なく暖かい感じのフレーズ。フュージョンが嫌いなジャズファンでも、この曲をラジオでたまたま聴いたとしたら、「あ、チャーリーのソロだ」とほろりときてしまいますね。
(タイトル写真は、昨日夕方、近所をジョギングしているときに撮った、木の写真。なんとなく)
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