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’22.5.22 レース回顧 🎯🎯

◎ オークス
前日の夜の降雨の影響で稍重からスタートしたが、日差しも強く気温20度以上となったことでメインレース時点では良馬場だが、それでもやや水分を含んだ馬場か。ファンファーレ前にサウンドビバーチェが放馬するアクシデントが発生し、スタンド前発走ということもあり、入れ込み気味だったサークルオブライフなどはその影響を大きく受けた可能性があり、レースでは出遅れて12着と全くいいところがなかった。

レースはニシノラブウインクが先頭に立ち平均的なペースで引っ張る、後続はスローペースで後半5F 58.5秒のロンスパの展開となった。好位にいたスタニングローズがいい脚色で外から伸び、内からナミュールがジリジリ伸びて、外からスターズオンアースが強烈な脚で一気に差してきて先頭でゴール。

レースタイム2分23秒8は、速報ベースだが馬場のタイム差を考慮すると、古馬重賞クラスの走破タイムでスターズオンアースは牡馬上位クラスと十分渡り合えるに違いない。ただしコース・馬場には注文がつくと思う。また、2・3着がVice Regent持ち。やはり大舞台にVice Regentは強い。もちろんそれには理由があるのだが。

本命のスタニングローズは好スタートから好位に取りついて、これ以上ないくらいの絶好の位置。直線もうまく馬場の良い外にレーンJが誘導してこれはと思ったが、最後はスターズオンアースに差された。ただ懸念していたスタミナも問題なく、高い持続力を生かして2着を死守した。日記にも書いた通り、精神面も含めて全体的にハイレベルであり、欠点が少ないのがこの結果につながったと思う。

対抗のナミュールは、適性の高い東京で強さを見せたが3着。若干距離が長いことが影響したかもしれないが、長い時間待たされた後でもスタートも上手く出て、気性面での成長が見られたのはグッド。

穴のスターズオンアースは最後まで印を重くつけるかどうか迷った一頭。基本的には欧州血統なので評価を落とそうかとも思ったが、やや水分を含んだ重い馬場という点や直前のフリーウェイSの血統的な傾向から、重い印のままとした。

もう一頭の穴のルージュエヴァイユは流石にこの高速馬場では苦しかったが、それでもこの着順ということは将来期待が大いにもてる。中山などでは能力をフルに発揮できるだろう。

馬券は複・三連単・ワイド・馬連的中で、ほぼパーフェクトといって良い内容で、過去最大の配当額で春の負けを十分取り返して余りあるほどだった。スタニングローズを本命にできたのも、馬場適性だけではなく血統因子と馬場適性を結びつける適性プロファイル予想の影響が大きい。今日のレースでは不思議と自信があったのも、雨の影響を読みながら、レース直前まで予想をやり切ったということかもしれない。苦手な3歳牝馬のレースが的中したことも嬉しい限り。

来週はダービー。3歳馬の頂点を決めるレースで的中させたいレースの一つ。ただ今日だけは余韻に浸りたい。スタニングローズとレーンJに乾杯。

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