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’22.4.24 レース回顧

◎ フローラS

パーソナルハイが予想通り逃げる展開で、1コーナーを回ったあたりでハミがかりしたシンシアウィッシュが競りかけてきてペースがやや上がったが、全体的にはスローペースで先行有利の流れとなった。その中で直線で好位の内からエリカヴィータが差してきて1着。エリカヴィータと逃げ粘ったパーソナルハイがオークス優先出走権を獲得した。

本命のルージュエヴァイユは、直線で何度か詰まりながらもL1Fで一気に伸びてきて11.2で脚を余した。特に前にスペースができてからの加速は他の馬を抜きん出ていたので、レース適性・能力ともに予想通り高かったのは間違いない。当初のリスクとして見ていた展開が向かなかった点はあるが、個人的には納得いかない騎乗だった。この馬の高い持続力を全く生かしきれていない普通の馬の乗り方だったのはとても残念でならない。馬体がさらに成長すれば将来は大きいところを獲れると思う。脚質や適性も踏まえると中山2500mや阪神2200mがいいと思う。やはり今回の教訓は、”先行できる馬は有利で、馬券になる確率も高い。差し馬、追い込み馬は、展開だけでなく、騎手の技術や直線の位置どり・スムースさなどの状況に左右されやすい。関東は差しの戸崎・三浦には注意”。

対抗のシンシアウィッシュは前半かかっていたのでそれさえなければ2着もあった内容だ。これは血統から予想される適性含めて予想通り。

単穴のキタサンシュガーはこれが本来の能力なのかもしれない。まだ厳しいレースをしたことがなかったので分かりにくかったが、今回のレースでポテンシャルを理解できた。

ちなみに出走権を得た上位二頭のレースレベルは高くないが、オークスが超高速馬場になった場合には、適性の高いパーソナルハイあたりの逃げに要注意か。

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