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平泳ぎは特質系

劇場版Free! Final Stroke 後編が公開されて、Free!熱が再燃したところで「学生時代水泳部だった」という男子を二人も捕まえることに成功。
Free!の世界はどのくらい本当なのか?とインタビューしてみることにしました。(分かってる、分かってるよー、フィクションだってことくらい!)
では早速。

こんばんは。
A「こんばんはってなにこれ。公立高校の水泳部出身です」
B「なんすかこれ。私立高校の水泳部出身です」

(気にせずに)ご専門は?
A「平泳ぎ」
ブレですね!
B「クロール」
おお、フリーだ!
B「なんすかるーさん、フリーって知ってるんじゃないですか。水泳部ですか?」
ちがいます。
水泳部は一通り泳法をやるんですよね。ご自分の専門を決めた理由は?
A&B「タイムが早かったから」
まあそりゃそうか。
A「もうちょっと言うなら僕が思う傾向があってさ。平泳ぎは特質系なんだよ」
早くもタイトルきた!どういう意味ですか?

A「こんな感じ。HUNTER×HUNTERでも対角にある能力は取得しづらいってあったでしょう。僕の体感的に、クロールが上手いやつはだいたいバッタも背泳ぎもそれなりにいけるんだよ。でも平泳ぎはいまいち。平泳ぎが上手いやつはその逆。つまり僕は平泳ぎ以外がいまいちだったと」
B「あっこれわかります。俺、逆に平泳ぎだめでした」

へーっ、そうなんだ。それは知らなかった。わたしも自分がなに系なのか知りたいけどそれにはまず全部の泳法をマスターしないといけないのか。厳しいな。来世に期待しよう。

A「来世…?」

気は長く持たないと。で、プール開きはいつでした?
A「泳げるようになったらそれがプール開きです」
進次郎構文はいいから。
A「5月末くらいだったかな。覚えてない」
寒そう。
B「うちは屋内だったんで、年中」
A「これだから私立は。ケッ」
みごとな対比だなあ。岩鳶高校と鮫柄高校もそうだったわ!いいね!

応援の時の掛け声はなんでしたか?
A「おー、せい!せい!せい!」
きた、鮫柄スタイル。
A「なんだそれ」
気にしないでください、こっちの話です。あの「おー!」を言うのはやっぱり部長なんですか?
A「誰でも良い」
えー(不満)。ではBさんのところは?
B「いっけーいけいけ、です」
こっちは岩鳶スタイル!いいね!よくバラけてくれました!
ところであの声援って、泳いでる時聞こえるものですか?
A&B「聞こえない」
うそーん。あんなに頑張って応援してるのに。
A「強いて言えば息継ぎの時に、たまに?」
B「そんくらいっすね」
冷めてやがる。

そんなお二方、リレーのご経験は?
A&B「ある」
おおおっ!メンバーってどうやって決めたんですかっ!?
A&B「タイムの早い順」
もうちょっと…なんかあの、「コイツとリレーを泳ぎたいんだよ!」みたいなのは?
A「ない」
B「ないっス」
さみしいなあ。

じゃあさあ、引き継ぎの時に「ハルー!」とか叫んだりするもの?
A&B「は?」
だから、自分が泳ぎ終わってそのあと次の人が飛び込むでしょ、その時に次の人の名前を叫ぶかどうかなんだけど。
A「何言ってんの?」
B「俺はフリーだからアンカーだけど、他の種目で出てそれやれって言われたら『無茶言わないでください』って返しますよ」
ええ……。
A「そんなことしたら監督からどやされるわ。『叫ぶ元気があるなら息継ぎもっと減らせただろ!』って」
B「勘弁してくださいよ、全力で泳いだあとっスよ。叫ぶどころかその場に倒れ込みたいっスよ」
A「水泳の100メートルは陸上の400メートルに匹敵するんだぞ。るーは400メートル全力疾走した後で叫べるのか?」
そんな、400メートルだなんて!40メートルだって嫌だ!
A&B「ええ……?」

そんなわけでフィクションと現実の間には深くて暗い溝があったようです。いいんだ、ハルちゃんと凛ちゃんはいつだって私の心の中に。
ふと思ったけど、水見式(違う)で、平泳ぎの両隣は空いてましたよね。あそこには何が入るんですかね。

A「ちゃんと考えてなかった。古式泳法とか?」

そうなの?

A「僕が得意だったから。適当」

おあとがよろしいようで。

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