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あの朝

君の死を知った朝


とうとう


そう思った自分が憎らしい


泣いてる妹に優しい言葉をかけられなかった


君は妹の友達で

でも私の友達で

けど私は妹ほど君のことを知らない


素直に泣けるほど

私は君と仲良くない気がした


それよりも

君になんにもしてあげられなかった


上辺だけだった


上手に悲しむこともできない


後悔ばかりで

君の死を悲しむ権利がない気がした


だから

君のお通夜にもお葬式にも

行けなかった


最期だったのに


会いにいけば良かった


ずっとずっと後悔するけど

それだって君がくれたもの


私は君に

少しくらい

何かをあげられたのかな

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