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夏の練習の始まり

梅雨明けはまだらしいが暑くなってきた。特に今年は蒸し暑い。

夏のアーサナ練習は汗が邪魔してくる。目に汗が入り痛い。終わった後も汗は中々引いてくれないし、冷房にあたると冷える。蒸し暑さがひどいと息もしにくい。息が見にくい。

私は幼い頃から喘息持ちで育っているせいか呼吸がとても浅い。
アーサナを練習する時もプラーナーヤーマを練習する時も「浅い」と今だに強く感じる。息の出し入れのアンバランスもひどい。
吸うのが不得意で、吐く息は力みやすい。体が力み過ぎると息をしていない。夏はそれが特に強調される気がする。

ここ最近のアーサナ練習は「吸う」にフォーカスして動いている。
意識が散漫になったり考え事をするとすぐ吸う息は短く小さくなる。
プラーナーヤーマの練習は姿勢にフォーカスをあてている。
私は元々ひどい反り腰で姿勢が悪い。疲れると元の状態にすぐ戻る。だから姿勢は常に意識しないとうまく練習できない。
微妙な姿勢の角度で息の入りが変わる。最近気づいたのはお腹の状態。
意識しないとすぐに横隔膜を緊張させてお腹をかためてしまう。ゆるめるのは難しい。

ここまで書いて読み返すと、何十年練習しててもまだまだ進歩なしやなぁと笑える。

でもほんの少し、1㎜単位でも、米粒くらいでも、
昨日よりは自分を知り得たと思えたら何かしら満足。

わたしが私を知る。
自分のこと、まだまだ知らないことだらけ。

そのためのヨーガ、
そのための瞑想、
そのための整体だと思ってる。

さぁ、夏を快く受け入れて、練習を続けていくぞ。



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