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入社一年目は社長と仕事しよう

皆さん、こんにちは。R to Rの井川です。

今日は、私が新卒1年目によく言われた「1年目は社長と仕事しろ」ということについて書いてみたいと思います。


「社長と仕事しろ、とはどういうことか…」

新卒1年目に言われたことでまず初めに思いつくのがこの言葉です。その後、私が管理職になってからも何度も使わせてもらいました。


では、「社長と仕事をしろ」とはどういうことかと言うと、クライアントの窓口として社長が対応してくれる先を開拓し、その社長から会社の方針、事業戦略、人材採用についてヒアリングし、人材を紹介していくということです。


「社長は一番のキーマンであり、そうそう時間ももらえません」

では、なぜ社長と仕事をするのが、新人にとって良いのか言うと、
「社長が会社のことを一番考えているから」です。

会社のことを一番真剣に考えている人から、事業のこと、人材のことをヒアリングすることは、人材コンサルタントとして非常に勉強になります。

また、社長は忙しく毎度毎度新人の相手ばかりしてくれません。ですので、社長にお会いするためには工夫が必要になります。提案できそうな方のレジュメを用意したり、上司を連れて行ったり、競合他社の話をしてみたり、それだけでも採用担当者とのやり取り以上に事前準備が欠かせません。


「社長が一番厳しいお客様です」

更に、社長は人にもよりますが、癖が強く口うるさい方も多いです。ちょっと意味不明なことを言うと「意味わからん、もう一回説明して」と言われますし、下手な紹介をすると「何でこんな人紹介したん?」と何のためらいもなく言ってきます。

これが、人事担当者になると、「言っている意味が解らないけどまあいいか」とか、「紹介された人材がいけてないけど、その程度なんだな…」と解釈して飲み込んでしまいます。

会ったばかりのエージェントの担当者に、手厳しいことを言う人事のほうが少ないのではないでしょうか?


「求められるものが高ければ高いほど成長できる」

このようなことから、社長が一番会社のことを考えており、その社長の熱量のある話をヒアリングし、候補者にお伝えする。だから優秀な人材を振り向かせることもできるし、だから仕事も面白くなるといったサイクルを知ってほしいとも思います。

また、社長が一番厳しい方なので、コミュニケーションも磨かれるし、事前準備や企業研究もしっかり行い勉強にもなります。

もちろん、社長の頭の中しかない求人案件もありますので、決まりやすいということも付け加えさせていただきます。


何年経っても人事担当者とばかり仕事をしている人と、入社1年目から社長や役員と仕事をしている人とでは、5年10年経つと、コンサルタントとして雲泥の差ができます。


皆さんは今どのようなお客さんと仕事をしていますか?

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