見出し画像

日本の歩むべき道。宮本武蔵・五輪書を読んで。

皆さんは今の時代/日本で
最もやるべきことは何だと考えているでしょうか?


そもそも今の時代はどんな時代でしょうか?

私たちホモサピエンスは、人工知能の進化によって無用者階級の危機が叫ばれ、気候変動によるホモサピエンスの絶滅が危惧され、核戦争の危機に直面し、数えきれないほどの問題を抱えています。

多くの人たちは「この秩序の中でいかに生き残るのか・勝利するのか」に関心を寄せていると思います。ある一定の人たちは「この秩序が公正に働くこと」に注力されています。

しかし私は、今の社会に多様な問題が溢れてしまっているのは「今の秩序が限界に達しているから」と考えています。なので必要なことはパラダイムの転換だと思っています。


ではどんな転換なのか?

それが「脳から心」「認識対象→認識主体」「人間以外の変化→人間そのものの変化」「生存欲求→尊厳欲求」…です。


では、それは、どこからどのように起こるのか?

私はそれは世界で最も絶望していると言っても過言ではない日本だと思っています。私は日本にある多様な問題は、「課題先進国」とも言うように、日本が世界の先頭に立って現代社会の課題を先に経験しているだけだと考えています。

フランス革命の時代のフランスは大変な苦境に直面していました。そのように大きな限界と出会うからそこ、そこから全く新たなイノベーションが生まれます。それが今の日本の置かれている状況です。


では日本とは、一体何なのでしょうか?

私は日本文明とは、世界で最も心を研鑽してきた文明であると整理しています。そしてその心は「武士道精神・侍精神」に深く刻まれていました。

なので我々日本人は今一度「日本とは何であるのか」を再考し、日本の本来の役割を全うしなければならないのではないかと思います。


では、どのようにその「武士道精神・侍精神」に触れるのか?

それが宮本武蔵・五輪書に書き記されているように思えてなりません。

現在、令和哲学者ノジェスさんが主催する「令和哲学カフェ」で毎週月曜の夜に取り上げさせてもらっているのですが、読めば読むほどその深さに引きずり込まれていってしまいます。

彼は「兵法の道」として五輪書を書き記されましたが、これは現代においては「人間の道」として捉え直すことで我々の歩む道が整理されると思いました。

<ここに至っては、どうして人に負ける道があるだろうか>こそが、真に武士道を納めた人間の境地です。

周りに合わせて、主体性も発揮できず、意思決定も出来なくなってしまっている日本。そんな日本を武士道精神・侍精神の復興から立て直していきたいと強く思う日々であります。



ぜひ平日毎晩やっている令和哲学カフェにも顔を出してみてください。 

そして昨日の令和哲学カフェは1週間限定ではありますが、公開されていますので覗いてみて下さい下さい。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?