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【008】「何を学ぶか」よりも「いつ何を学ぶべきか問い続ける力」(1/n)

今週は会食ラッシュでした。珍しくご馳走してもらうことが多く、お土産を選んでもっていったのですが、会食以上にお土産選び難しいですね。アレルギーや苦手なもの以外にも、家族構成や持ち運びやすさなど"持って帰るもの"として検討すべき事項が多いので、結構悩みます。

が、懇意にしている方から無事良さげなものを教えてもらい助かりました。逆に教えていただいた方には、過去貰って良かったお土産などをお伝えしました。(個人的には)会食のお店以上に気を遣うので、良いお土産教えてくれた方とは積極的に情報共有できればと思います。

若手の会計士とも今週は飲みにいく機会がありまして、「何勉強した方が良いですか?」というド定番の質問を受けました。その方、J1(=2022年の会計士試験合格者)なので、これから良いキャリアを積んでいくために、何を学習すべきかという話ですね。

仕事上の思考のクセもあって、こういう問をまず投げ掛けられると、まず問の確からしさ(いわゆる妥当性)みたいなものを考えちゃいますね。そもそも、この問は質問者が知りたいことに直結しているのか、と。

その方の頭の中としては…
これから会計士として活躍したい
→そのために、どういう分野を学べばよいか知りたい
→業界の諸先輩から話を聞きたい
こういう論理構成だと思います。

ただ、何を学ぶのかって、老子の格言でいう「授人以魚 不如授人以漁(飢えている人がいるときに、魚を与えるか、魚の釣り方を教えるか。)」とう話なんですよね。「人に魚を与えれば一日で食べてしまうが、釣り方を教えれば一生食べていける」という考え方です。

なので、私からは「何を学ぶべきか自分で考えて、自分で情報収集して、自分で検証するクセをつけた方が良いよ」という話をしました。
具体的には、すごく稼ぎたいのであれば、希少性が高い&参入者少ない&これから伸びそうな分野を考えてみればよいし、海外駐在したいのであれば、単純に英語ではなくて現地でのコミュニケーションに支障がない英語の技能(特にListening&Speaking)を鍛えるとか。何事も目標が大事ですね。

会計士試験の受験は、合格という目標に向かって予備校が何を学ぶべきかという対象と、答練や模試含めたスケジューリングのサポートをしてくれるのですが、試験合格後は自分で目標決めて、何をやるべきか自分で考えて、それが妥当か否かを自分で検証し続けるのが大事ですね。

今週は諸般事情により超ライトですが、以上です。続きはどこかで書きます。ありがとうございました。

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