変えられない・変われないそれが日本の現実

一度決めたことを変えることを多くの日本人はよくないことと教えられてきたのでないでしょうか。例えば、習い事をして嫌だったり飽きても行かせ続けるとか、決めたことをやり遂げる美学を押し付けて、やりたくなくなってしまったことや情熱が冷めてしまったことを続けたり、やってもうまく行かないことが明白なことさえもやり続けたり。。まさに継続は力なり。。。

大企業、官庁、政府、ありとあらゆる組織が朝令暮改を良しとしない文化が根っこまで広がってる気がしてなりません。底根っこがたとえ腐っていても。。。。

近年スタートアップだけが朝令暮改を受け入れて、スクラップアンドビルドを繰り返し、成長できてると強く感じます。Web3においては大企業ではなく牽引してるのはスタートアップ。

振り返ると、コロナ対策でもまさにそうですが、決めたことにこだわりすぎて、変えられないために自分で自分たちを疲弊させているような状態に今まさに陥ってます。更に言うと、決めた人達自体ではなく、その間違いであったことがあきらにもかかわらず変えない(変えられない)意思決定に影響をうけて多くの人々が苦しん出るという現実が日本各地に広がってる気がします。保健所の方々、自宅待機者。企業でいえば、末端の従業員達がまさにそれ。。価値があるとは思えない仕事を9−17時でやり続ける状態など。。

変える事をどうしてそんなに恐れるのでしょうか?意見を変える=意思がない、芯がない、明確な方向性がないと他人に思われてるしまう、恐れからくるのでしょうか。変える事が優柔不断と思われる事を恐れるのでしょうか? どちらにしても他人からどう見えるかをとても気にしてるような気がしてなりません。

個人レベルでいうと、近年上がってきたとはいえ、日本は転職率が極めて低く勤め上げの文化や、離婚率の低く、離婚=よくない事、という見方が圧倒的立場を占めています。

何でも続ければいいというものではなく適度にピボットして、変化を受け入れて、多様性に富んだ暮らしや経験を積むことのほうが私は人生を豊かに過ごせるのだと強く信じています。

働く場所は人もそうやって選んでおり、変化できない人や組織と一緒に時間を過ごそうとは全く思いません。自分にとってはただの時間の無駄だから。

最後につけ加えると、今向いてる方向性に確信があって、それがただしいと思えば結果がでなくても続けることはとてもいいことです。コロナワクチンの開発者のカタリンカリコさんがまさにそうでした。mRNAが絶対に役に立つと信じて炎症を起こしても研究し続けた結果が今の世の中だと思います。信じられるものがあればそこに没頭すべきでそれは否定しません。むしろいいことで、楽しめてると思います。

明らかに駄目で、それをうすうす感じながらも続けることこそが、悪だと私は感じてます。

さて、今週はどんな変化をしていこうか。考えるだけでワクワクする。


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