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みんなすごいんだよ ~孤高のカリスマ山口さんが教えてくれたこと

■ある意味歴史上の偉人からの教え


それはスナック掟ポルシェだった。


会場のある高円寺につくと見慣れたサンバイザー姿で長髪の男性。掟ポルシェさんその人だった。少し話をしつつ一緒に歩いていると前からちょうど会場である高円寺パンディットのマスターがやってきた。



「すごい人が来ていますよ。オレは掟さんのこと昔っからよく知ってんだ!ってずっと言っていて・・・」

明らかにちょっと困ったような表情をしていた。


う~む・・・


「まあ、そういう人、多いからね・・・」


何となくイヤな予感もありつつ急ぎ足でパンディットにつくとグラサンをかけワイルドで非常に個性的な風貌をしている男性を見るやいなや、「ああ!山口さん!!山口さんじゃないですか!!」という掟さん




オレは掟さんのことを昔からよく知ってんだよ、と豪語されていたのは、掟さんの本である『豪傑っぽいの好き』の中にも登場するカリスマ童貞であり孤高の人でもある山口明さんだった。




何となくオレは感動してしまった。


事前に掟さんの本で読んでいたので存在は知っていたから、自分の中で勝手に神格化されていたというか、もう

歴史上の人物


ぐらいの感覚でした。


そして、存在感のインパクトもすごいけど中身もすごかった。


ものすごいマシンガントークというか、向こうからの問いかけにこちらが返す前に二の矢、三の矢とばかりに次から次へと質問もしくは自分が喋りたいことを浴びせかけられる。ご本人曰く、長年の親友と電話で3時間ぐらい喋ったら向こうがもう疲労困憊で寝落ちしたとか何とか言うぐらいに、トークの攻撃力に全特化したようなスタイルの方でありました。


何となく童貞と聞くと、他者とあんまりコミュニケーションを取れないような、ビクビクオドオドした人のようなイメージありがちだけど(※個人の意見です)山口さんの場合はむしろ逆で服装もオシャレというか突き抜けてるしトークも突き抜けている。


そんなカリスマである山口さんと初めてお会いしたのが6月に行われたスナック掟ポルシェで、7月に行われたスナック掟ポルシェにも来られたので、2回お会いしたことになる。


「アナタ普段は普通に仕事してんの?」

「ええ、してま・・・」

「へぇ!エライねえ!すごいなぁ!!じゃあ平日はずっと仕事?月~金で仕事なの??」

「はい、月~き・・・」

「すごいなあ~。オレなんかとても無理だなあ!エライよなあ」


というやり取りを6月と7月で計2回しました。


そんなにすごいと驚かれることかなあ、とそのときは何となく思ったけども、実はとってもすごいことなのかも知れない。

今の仕事はお盆休みが無い。

休みたかったら有給取ってね、というスタイルだけど自分は7月から入ったばかり故、無い。

今週はまだ火曜日スタートだから良いとして、来週は普通に月~金で出社大変だなあ、と思ったときに


ふと、山口さんから言われたことを思い出したのです


普段、別に当たり前だと思っていたことが、実はとってもすごいことだったとしたら・・・


毎日、朝きまった時間に起きて、会社に出かける。

会社ではやりたくないこともやらなきゃならない。いや、むしろ『やりたくないことしかない』からこそ、自分の時間と労力の対価としてお金を得ている。そんなの当たり前だと思っていた。だってそうしなきゃ生活していけないもの。でも、そんなこと誰もがやっていることだから。


でも、それって実はとってもすごいことなんだよ


孤高のカリスマ山口さんから言われたこと


今から思えば本当に自信になるよな


一般的とされる人よりも相当レベルの低い人間だと自分で自分のことを思っていたけども、山口さんから「すごいねえ!エライねえ!」と言われたら、ああ、オレもこういう偉人から褒めてもらえるようなことを知らず知らずのうちにしていたのか・・・!と、しみじみ実感する。

山口さんは相当のモチベーターというか、あの胡散臭いメンタリストよりも真のメンタリストではないだろうか。


ありがとうございます山口さん。


オレ、もうちょっとだけ頑張ってみます。


とりあえず月曜日から金曜日まで毎日休むことなく会社に行くことだけでも、続けて行こうと思います。


もし次にスナック掟ポルシェでお会いできたら、

また「アナタ毎日仕事してるの?」のやり取りは確実にあるだろうけど、

そのマシンガントークの隙間を縫ってお礼の一言でもいえたら、と心から思っております。

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