なんとか生きております
■無職生活に入ってからというもの
さてさて・・・
#〇日後に無職になるワイ
というのが0日になったところで特に死ぬこともなく普通に生活しております。やっと離職票が届いたのでハローワークに行って、役所にも行って健康保険と国民年金の手続きをしなければなあ。
というか書いててだんだん腹立ってきたけど、
厚生年金保険料
お前だよお前!
毎月毎月少ないお給料から決して少なくない保険料をガッツリと持っていきやがってよう、それだけでいいじゃねえか!と、国民年金には筋違いな怒りで申し訳ないがそう思う。年金関係はどっちか1本化してくれよ、と。それぞれ管轄が違うのは分けるけどさあ。何とかしてくれよエライ人さあ。
仕事探しも当然ですが行っております…
新型コロナウイルスは世界でたくさんの人の命や仕事を奪った憎むべき存在だけども、こと仕事探しをするにあたって数少ない良かった点といえば
応募書類の送付や面接もデジタル化された
・・・ということに尽きる。
特に無職中での職探しは、貯金を切り崩して生活することが基本になるので、まず採用してもらうまでの道のりを考えてみましょうか。
1.転職サイトやハローワーク等で求人を探す
⇒ハローワークに行く場合は当然ながら交通費がかかります
2.いいな、と思った求人があったら応募する
3.履歴書や職務経歴書など応募書類を先方へ郵送する
⇒ここ! ここがポイント!
履歴書のお金、郵送費、そして履歴書に貼り付ける写真代・・・。街にある証明写真でも700円~800円かかる。これが地味にきつい。
しかもですよ。サイトによっては、
大事な応募書類だから証明写真じゃなくてちゃんとした写真屋に行って撮影してもらおう
・・・的なことが書いてある恐ろしさ。たとえば学校を卒業して、新卒で大手なんかに入るためのいわゆる就活なら、リクルートスーツを着てピッチリとした髪型もして写真屋さんのスタジオで撮影した写真を使用すべきなんでしょうけども、もうこっちはなりふり構わずの体制ですからね。そんなことも言ってられんのよ実際・・・(涙)
しかし、フツメン、いや、キモメン、グロメンのオッサンだからこそ、写真にお金をかけろ的な意見もあって、確かにおっしゃることは分かりますがしかし当方の財政状況を鑑みるに、採用されるかどうか不透明なものに・・・いや、むしろ不採用されて元々なものにお金をかけることはハッキリ言って厳しいと言わざるを得ない状況でありまして・・・
いや、分かります分かります。だからこそ、おのれの武器になるものとして写真がより重要になってくる、そうおっしゃりたいのですな? 確かにそれは一理も二理もありますな。人の印象は見た目で決まるとか何とか言いますし、書類でしか判断材料のない人事担当者からすれば写真うつりが良い方が選ぶ可能性も高まるというもの。
しかし、それでも書類選考通過の可能性が、たとえば5%だったとして8%にアップしました、程度なもんでしょう。え? それでも大きいじゃないか?
しかしねえ、当方の財政状況を鑑みるに・・・
と、話はキリがなく堂々巡りをしてしまうのです。これは結構キツイんですよね。メンタル的にも。
実際に書類を準備する手間とお金を使うので、少しずつではあるけども貯金を削っていかれるし、それ以上にメンタルの部分をゴリゴリに削られるわけです。
以前は応募した書類を返却してくれる企業も多かったものですが、時代の流れか、もう個人情報保護のために何たらかんたらで、送られた応募書類は返却しませんこちらで責任を持って破棄させていただきます的なことで一切返ってこなくなり、せめて写真だけでも使い回したい(魂の叫び)ので返してクレメンス・・・という貧民の嘆きもムナシク、貯金とメンタルをゴリゴリッと削られることになるわけです。
お祈り
お祈り、というものがあります。
※画像はネット上の拾い物です
お祈りとはどういうものかというと、
せっかく履歴書とか職務経歴書とか応募書類をわざわざ手間とお金かけて送ってくれたけどさ、ウチじゃ要らねえからゴメンな
ということをわざわざ手間とお金をかけて応募書類を送った人に対して紙一枚もしくはメールで通知してくることです。そのメールの文末が
今後のご活躍を『お祈り』申し上げます
というところから転じてこうした不採用を通知するものの総称としてお祈りメールといいます。
応募した人が・・・そうですねえ、若くて学歴があって国家資格とかもあって、履歴書や職務経歴書からでも分かるスーパーマンでない限りは、ほとんどの人がめちゃくちゃこのお祈りメールをもらうことになります。
お祈りしますお祈りします、ってワシゃお不動さんかい!!
祈られたって何も出るかよ!!
って正直キレそうになります。
職探しにあたり、この応募から書類選考、通過か否か、この一連の流れが本当にしんどい。お金的にもメンタル的にも。
しかも、今後のご活躍をお祈り申し上げます、ってお祈りが来るならまだいい。
近頃はサイレントお祈りなるものもあって、わざわざ応募書類を送らせておいて不採用の通知すらしない
お前は日本人だろ? 日本人なら察してくれよ? 連絡が来ないってことは、そういうことだからな?
と、暗にほのめかすようなド腐れド外道な会社も増えました。
出来ることならばそのド外道な会社の株を買い占めてド外道な人事部を容赦なく粛清するぐらいのことをしてやりたいけれども、しかしそういうことが出来ないから仕事を探しているわけで、この辺もどうにもやりようがなくてただ悔しさを嚙み殺すしかないのが本当につらい。
それで、先ほどのコロナは数少ない良い部分もあった・・・というところに戻りますが、コロナ禍において仕事もテレワークが進み、そしてその流れは転職活動にも当てはまった・・・と。
これが本当に助かります。
履歴書や職務経歴書を送るのはpdfなどのデータで送って面接はWEBで行う
これだけで、交通費や写真代、書類代などなど出費が抑えられて、しかも自宅にいながら面接できるということで手間もかからない、というのは本当に素晴らしいよねえ。
そして何とか書類選考をパスしたとして、今度はその会社を訪問しなければならない、という問題になります。
4.面接
当然ですけどその会社に訪問することには交通費がかかります。
以前、困ったのが勤務地が東京だけども本社は大阪にあるので、大阪まで面接に来てください、というのがありました。
もし本社まで来ていただければ必ず採用しますよ、あくまでも社長もしくは役員との挨拶を兼ねた面接ですからね、だから大丈夫です安心してください的なやつならばまだしも、どう考えても採用か不採用かを天秤にかけた場合、不採用になる可能性の方が明らかに高いわけで、そうなった場合に交通費を一部でも負担してくれんのかよ、と言っても無理な話だろう。
大変恐れ入りますが本社じゃなくて勤務地で面接が出来ないでしょうか的なメールを送ったら本社の人事担当者から
あなたは何か勘違いをされているようですね。本社に来られないようでしたら結構です
みたいな返信がきてそれっきりでした。(まあ、こんな調子だから仮に本社まで行ったところで結果はお察しでしょう)
行かなくて良かったと心から思ったものです。
間違いなく今だったらZoomなりMicrosoft TeamsなりでWEB上での面接になるはずだと思うので本当に良い時代になりました。(しみじみ)
自分は全く経験ありませんが、バブルの頃なら、数万円でも面接の交通費が出る場合もあるんだろうなあ。そうなったら大阪観光なんかも兼ねちゃってね、そっちの方がもっと良いんだけども(虫の良い話)
5.採用
⇒おめでとう!ヤッタネ!
ここにたどり着くまでに本当に長く険しい道のりなのだろう。風雲たけし城で、たけし城にたどり着く精鋭たちぐらいの低い確率で。
ここまで書いてクラクラッと気が遠くなりそう。
もしこれをご覧になられた皆さま
お前に良い仕事あるけどどう?的なお声がけは大歓迎ですのでどうかお気軽に!!(切実)
迷惑メール対策とたまにB級グルメ的なものをご紹介いたします