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みんなが納得する、シン・モモタロウ

『おじいさん』差別発言を受けて誰もがニッコリの新訳桃太郎



さてさて・・・

先日、ビックリしてしまったニュースなのですが



思わず二度見をしてしまいましたね。

『おじいさん』

・・・が、ですよ? これが差別言葉なん??


おじい『さん』って、ちゃんと『さん』付けで呼んでるやんけ!


・・・という細かな揚げ足取りはさておいて、もしもこれがまかり通るならば、たとえば休日のお昼にやるようなテレビのロケ番組とかで、関西の芸人さんが街ブラしながら、見ず知らずの年配の男女を「お父さん」「お母さん」と気さくに呼ぶのも差別発言にあたる可能性がある。この人にかかれば『あなたの実のお父さんお母さんではないよね?』みたいな。(めんどくせえな)

そこで!


日本昔ばなしの基本中の基本のお話であろうと思われる(※あくまでも個人の感想であり断言はできません)『桃太郎』をベースに、差別言葉等を最大限に配慮をした誰もが納得、ニッコリなお話にまとめてみる。(※あくまでも個人の感想です。『全然まとまってねーじゃねーか!』という意見は一切受け付けません)




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むかし、むかし(※注:今から何年前なのかは不明です)

あるところに(※注:場所はどこなのかハッキリとは分かっていません)

後期高齢者にあたる年代の男性と女性の一組のパートナーがありました。

まいにち、男性は山へしば刈りに、女性は川へ洗濯に・・・というところで疑問を持たれませんか?


◆なぜ『女性が』川へ洗濯に行くのでしょうか。

女性 = 洗濯

・・・というのはあまりに古い固定観念と言わざるを得ません。当然いまの時代にそぐわないことなので


男性と女性でいっしょに川に洗濯に行きました。

洗濯物を入れたタライ(容器)は重いので当然、男性が持ちます。

何故ならば女性よりも男性の方が力があるからです。(※一般的に言われていることであり全てがその限りではありません)


男性は洗濯物を持ちながら、なおかつ女性が転んだりしないように手をつなぐなど配慮しながらゆっくり歩いて川へとたどり着きました。

また、この季節の川の水はまだまだ冷たいので、女性が冷たい水であかぎれにならないように男性が率先して洗濯を行います。なぜならば女性はみな冷え性だからです。こうした女性への配慮は当然のことです。(※日本の男女格差は世界150ヵ国中120位という大変に低い順位でありこのような配慮は今後ますます必要になっていきます)

そうこうしているうちに、川上から、大きな桃が一つ、

ドンブラコッコ、スッコッコ。ドンブラコッコ、スッコッコ」と流れて来ました。

「おやおや、これはみごとな桃だこと。どれどれ、うちへ持って帰りましょう。二人で分けて食べましょう」

 と言って、をひろい上げて、男性の方が洗濯物といっしょにたらいの中に入れて、えっちら、おっちら、かかえておうちへ帰りました。女性は力が弱い(※一般的にそう言われることが多いです)のでそのあとをついて歩いていきました。

家に帰り、大きな桃をを両手にのせて、ためつ、すがめつ、ながめていますと、だしぬけに、はポンと中から二つに割れて「おぎゃあ、おぎゃあ」と勇ましいうぶ声を上げながら、かわいらしい(※この夫婦の個人の感想です)乳幼児が元気よくとび出しました。(注:本来なら桃から乳幼児がとび出すことなど絶対に有り得ないことですが、あくまでもこれはフィクションの世界でのお話です)

「おやおや、まあ」

男性も、女性も、びっくりして、二人いっしょに声を立てました。

「まあまあ、わたしたちが、まいにち、どうかして子どもが一人ほしい、ほしいと言っていたものだから、きっと神さまがこの子をさずけて下さったにちがいない」

 男性も、女性も、たいそう嬉しがって、こう言いました。

※注:結婚していても子どもが出来ない夫婦は世の中にはたくさんいます。このお話はあくまでもフィクションであり、子どもが出来ない夫婦を煽ったり慰めるためのお話ではありません。


 そこであわてて男性がお湯をわかすやら、大さわぎをして、赤さんを抱き上げて、うぶ湯をつかわせました。するといきなり、「うん」と言いながら、赤さんは抱いている女性の手をはねのけました。

「おやおや、何という元気のいい子だろう」

 この夫婦は、こう言って顔を見合わせながら、「あッは、あッは」とおもしろそうに笑いました。

 そして桃の中から生まれた子だというので、この子に桃太郎という名をつけました。

◆すくすく育つよ桃太郎

 このご夫婦は、それはそれはだいじにして桃太郎を育てました。桃太郎はだんだん成長するにつれて、あたりまえの子どもにくらべては、ずっと体も大きいし、力が特に強くって、すもうをとっても近所の村じゅうで、かなうものは一人もないくらいでしたが、そのくせ気だてはごくやさしくって、この夫婦によく孝行をしました。

 桃太郎は15歳になりました。

 もうそのじぶんには、日本の国中で、桃太郎ほど強いものはないようになりました。桃太郎はどこか外国へ出かけて、腕いっぱい、力だめしをしてみたくなりました。(※外国といってもアメリカやロシアなど海外の国ではありません。あくまでも日本国内での別の国のことです)

 するとそのころ、ほうぼう外国の島々をめぐって帰って来た人があって、いろいろめずらしい、ふしぎなお話をしたあとに、

「もう何年も何年も船をこいで行くと、遠い遠い海のはてに、鬼が島という所がある。悪い鬼どもが、いかめしいくろがねのお城の中に住んで、ほうぼうの国からかすめ取った貴い宝物を守っている」

 と言いました。

 桃太郎はこの話をきくと、その鬼が島へ行ってみたくって、もう居ても立ってもいられなくなりました。そこでうちへ帰るとさっそく、男性の前へ出て、「どうぞ、わたくしにしばらくおひまを下さい」と言いました。

 男性はたいそうびっくりして「お前どこへ行くのだ」と聞きました。

「鬼が島へ鬼せいばつに行こうと思います」桃太郎はこたえました。

「ほう、それはいさましいことだ。じゃあ行っておいで」男性は言いました。

「まあ、そんな遠方へ行くのでは、さぞおなかがおすきだろう。よしよし、おべんとうをこしらえて上げましょう」女性の方も言いました。

 そこで、その夫婦は、お庭のまん中に、えんやら、えんやら、大きな臼を持ち出して、男性がきねを取ると、女性はこねどりをして、

「ぺんたらこっこ、ぺんたらこっこ。ぺんたらこっこ、ぺんたらこっこ」と、おべんとうのきびだんごをつきはじめました。

 きびだんごがうまそうにでき上がると、桃太郎のしたくもすっかりでき上がりました。桃太郎はお侍の着るような陣羽織を着て、刀を腰にさして、きびだんごの袋をぶら下げました。そして桃の絵のかいてある軍扇を手に持って

「ではおとうさん、おかあさん、行ってまいります」(※年配の男性と女性は桃太郎の本当のお父さんお母さんではありませんが、桃太郎は実の両親のように思っていました)と言って、ていねいに頭を下げました。

「じゃあ、りっぱに鬼を退治してくるがいい」男性は言いました。

「気をつけて、けがをしないようにおしよ」女性も言いました。

「なに、大丈夫です、日本一(※この”日本一”という最上級表現は、あくまでも桃太郎自身の個人の感想です)のきびだんごを持っているから」桃太郎は言って、「では、ごきげんよう」と元気な声をのこして、出ていきました。

後期高齢者の男性と女性は、門の外に立って、いつまでも、いつまでも桃太郎を見送っていました・・・




・・・こんなお話、読みたくなるかッ!!


『おじいさん』が差別言葉だ!

と、言われてしまうと当然ながらそれと対をなす『おばあさん』も差別言葉になってしまうわけで、これはもう面倒くさい表現になりますよね。年配の男性と女性、とか。

しかも後からツッコまれるのが嫌だから

(注:~)

とか

(※個人の感想です)

だらけやんけ! 怪しい健康食品のCMかよ!!


読みにくいことこの上ない・・・というか最初っから読む気がするかよこんなもん!!(激おこ)


ということで毒蝮三太夫先生のようにたとえクチは悪くたって愛のある言葉ならヨシ!ということにこの際しましょうよ。

何でもかんでも差別差別って、差別って言う方が差別しとるんじゃボケェ!!


アホっていうヤツがアホなんじゃ式のセリフを残して内容がまるでない本日の文章を終わりたいと思います。


最後までお読みいただきありがとうございました。。。





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